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Pareja de hecho - 事実婚ビザが取れるまで。2

こんにちは、バルセロナ在住のtomobcnです。

※事実婚ビザと書いていますが、居住許可のことを指しています。

2020年8月下旬に居住者カード(targeta de residencia)をようやく手に入れました!

今日は長かったこの一連の居住許可取得までの経緯を、前回に続きご説明します。

外国人局での審査

外国人局の予約が果てしなく取れないので、弁護士にお金を払い、書類を託して手続きしてもらいました。旦那のサルドさん得意の交渉術で、結構安い金額でお願いできて何やかんや結局15,000円くらいしか払ってないです。笑
おそらく50,000円でもお得、倍言ってくる弁護士さんもいました。

本来は弁護士と一緒に予約当日に出向かないと行けないのですが、非常事態宣言が出されていたので、弁護士がメールで申請。5月8日の予約日はstay at homeしていました。

審査通過後

次は警察(移民局)で指紋採取なのですが、これまた予約が取れない。。スペインの予約システムは結構いたる所にあって、cita(シタ)と呼ばれており、何かにつけて予約。でも予約しても待たされるという現実、なんでやねん!!といつもツッコんでいます。

色々と都市伝説があり、月曜の8時にアクセスすると取れやすいとか、水曜日は良いとか、情報がぐちゃぐちゃ。とりあえず暇があれば、チェックしてアクセス!

これを2か月ほど続け、ようやく2020年7月22日に予約ゲット!

移民局1回目

2020年7月22日、移民局で指紋採取。予約は12時10分なのに、ウイルス対策で中に入れず炎天下の中待って、ようやく中に入れたのは1時間後。そこからまた待たされ、ようやく番号が呼ばれました。

必要書類として、
・パスポート
・古い居住許可カード
・手数料納付用紙

たったこれだけ。住所変わったから、住民票いるって書いてたけど、とっくにデータ上で住所書き換えられているし、事実婚の書類も念のためと持って行ったものの不要。
書類不備ではじき返されるひともいるのに、こればっかりは運なのか何なのか。情報が曖昧すぎる。。

しかも手数料の納付は、必要書類をダウンロードして銀行のATMなどで払うのが普通なものの、銀行のカードから引き落とせるって項目があったのでそれを選択し、16桁のカード番号を入れたものの銀行アプリに引き落としの通知がすぐ来ず(本来はオンライン決済とかすぐに来る)。

結局、移民局で直接聞いたら、「あ、それはね、選択しないで。今からATMに払いに行って」と。

なんやねんっ!
選択したらあかんなら、なんで項目あんねん!

ツッコミどころ満載のスペインです。苦笑

担当者からは「約1か月ほどしたら取りに来てください」と言われるけど、これまたその時点では特に予約を取ってくれるわけではないので、また毎日サイトにアクセスしなければならないという。。

移民局2回目

7月22日に個人カードの申請をしに行ってから、約一ヶ月後の8月27日。いよいよカードを受け取れる日!もちろん事前に予約をしなければならないのですが、これまた予約を取るのがとても大変で、申請から約2週間後から毎日ポチポチとサイトにアクセスに日々トライ!

結果、約1か月後の8月27日に予約が取れて、行ってきました。実はマヨルカ島に旅行に行く予定でしたが、なんてったって個人カードが最優先なので、旅行の予定も変更!

この日は全く列もなく、いたってスムーズ。。

受け取り時も紙に署名をしておしまい!

2025年4月までの居住許可をいただきました、ありがとうサルドさん!

全ての手続き終了

9か月ほどかかりましたが、無事にすべてが終了。スペインは人によって言うことが違うので、役所も病院も何もかもとにかくリサーチが大変。

ある程度、お金がかかってもいい、もしくは探すのが面倒、というのであれば、手っ取り早く進めてみてもいいが結局あとで後悔することも多々あると思います。日本のように整っていることは決してなので、知り合いや友達に頼って下調べをするのが、役所や病院、何か大きなものを買うときなど必要かと思います!

あとがき

この記事の内容は2020年のことで、早や1年が経過しました。

居住許可をゲットして、ヨーロッパ内も自由に行き来できると思いながら、この状況下のせいでほぼスペイン国内。。

早く日本にも自由に行きたいなと思う日々を過ごしております。
Nos vemos pronto en Japón!!

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