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大貫妙子とぎがもえか

友人の家を去る前夜、様々な音楽家の新曲を45秒くらいずつ聴いて、良いなと思ったものをチェックしていこう、と私が提案した。海外だとU2、ピクシーズ、ビリージョエルといった大御所から、サンダーキャット、ドレイク、テイラースイフト、バンパイアウィークエンドなど。日本国内では井上陽水、奥田民生、長渕剛、電気グルーヴといった大御所から、藤井風、あいみょん、ヨギーニューウェーブ、折坂悠太といった気鋭のアーティストまで。50曲ほどを次々に聴いていった。

ちなみに、我々はその日、「源氏山から北鎌倉へ」、つまりさだまさしの「縁切寺」で歌われている険しい坂道のハイキングをした。その夜だったので二人はもう眠く、体が疲れていて、余計な考えなどほとんど入れずに、それら50曲ほどの音楽作品を聴いたわけである。


すると、結果から言えば、良いと感じたものは非常に少なかった。控えめに言って、「どれも似たような感じでつまらねえじゃねえか」という感じだったが、皆それぞれ事情があるし、誰に文句を言っても仕方のない事である。

しかし、良いと感じたものも、数少ないが、あった。
その一つは井上陽水の「care」で、我々は二度この曲を聴き通し、2度目は部屋の中で踊り回った。



また一つはトムヨーク率いるスマイルの新曲だった。これは非常に美しく不気味で、心地よかった。



レイハラカミも、流石に良かった。

それから、「ぎがもえか」 という人の音楽が私たちに驚きを与えた。
「横に縦に」という曲、それから「彼に寄り添って」、「陽にあたる」など。いずれも2023年発表のアルバム『all ok』に収録されている。

これらは私を驚かせた。


この驚きはなにに似ているか、今日ぼーっと思い出したのは大貫妙子のアルバム『クリシェ』(1982)である。

「黒のクレール」には言葉を失う。
駅に着いたのでここで筆を置く。




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