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我以外皆我師

「我以外皆我師」は「わたし以外はみなわたしの師である」という吉川英治氏の言葉。

日本史なら平安時代が一番面白いと思っているぼくは、新平家物語は何度も読んだ名作です。

最近この言葉が不意に沸き上がり、自分自身を反省したり、考えさせられたりしています。


人と話をしていて、自分と意見が違ったり、相手の主張を理解できないときがあります。
そんなときに、ムクムクと相手を打ち負かしたい気持ちが膨らんできたり、面倒になって適当に流して黙り込んでしまったり、なんとも感情ってやつはやっかい。

すべての議論が、感情を殺して論理的に行われるわけでもないのです。

でも、日常の会話のなかで相手に不愉快な思いをさせてまで論破しなくてはならないことなんてほとんどありません。
意見や価値観の違いから、なにかを学んだり、その違いを楽しむほうがお互いのためになる。

意見の違いだけでなく、子どもからも多くを学べます。ぼくは娘が知らない子どもと自然に、当たり前のように仲良く話し、一緒に遊ぶ姿を見て、面識のない人でも自然と仲良くなることはできるんだと知りました。


歳を重ね、特定の分野にかぎりとはいえ、それなりの自負もある。
そうしたときに、人の話を聴けなくなってしまうのは怖い。なぜなら、そこで自分の成長もストップしてしまうから。

だから、「我以外皆我師」。

謙虚な気持ちは、自分の世界を広げてくれると思うのです。

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今日も見にきてくれてありがとうございます。
人から学ぶ、は大切だけどなかなか難しいものだなぁと思うこの頃です。
ぜひ、明日もまた見に来てください。

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