「気がついた方がやる!」で家事育児が上手く行かないなら発動ポイントを言語化してみよう!
こんにちは。今日は家事シェアについてこんな質問を頂いたのでお答えしていきます。
というご質問でした。
結論は、
となります。では、どういうことなのか説明していきましょう!
▶ 自律型の家事シェアがハマりやすい「家事チキンレース」に気をつけろ!
「気がついた方が、気がついたときに家事育児をしている」という、家事シェアに悩む人からすれば、うらやましく感じてしまうような人たちがいます。
特にルールを決めたりしないで、細々「あれやって」と指示しないでも、自然と家事育児に手が伸びていくなんて、まさに理想的です。
このようにお互いが自律的に動いている家事シェアのスタイルを「自律型家事シェア」と呼びます。
シュフ型の家事シェアについてはこちら。
担当型の家事シェアについてはこちら。
さて。この自律型家事シェアですが、一見理想的でうらやましいスタイルに見えますが、じつは上手く行かないケースも結構多いのです。
「気がついた方がやる」のがこのスタイルの特徴ですが、お互いがいつも同じように気がつくとは限りません。
「いつも自分ばっかり気がついてる」という偏りが生じがちでもあるのです。また気がついたほうが負け(やらなくちゃいけない)という「家事育児チキンレース」状態にもなりがちです。
オムツ替えてから結構時間経ったから、そろそろチェックしなくちゃな、と思いながら相手が気がつくのを待ってしまったり。シャンプーがそろそろなくなりそうだけど、相手が気がついてからでいいかなと思ったり。排水溝の掃除をそろそろしないなと思いながら、相手が言い出すのを見守ってしまったり。
家事育児チキンレースが多くなってしまうと、自律型は破綻し始めてしまいます。
▶ 自律型は「家事育児の発動ポイント」のすり合わせが大切!
自律型は「気がつく人の偏り」が生じるとどんどん不公平感が溜まってしまいます。質問してくださった方のように「うまく行ってない気がする」と思う場合は、この偏りが大きくなっている証拠でしょう。
自律型で家事シェアしている人たちは、基本的には「気がつくポイント」が似ています。だからこそ自律型になっているのです。ですが、全部が全部同じというわけではないでしょう。
なので「家事育児の発動ポイント」をすり合わせることが大切になります。
家事育児の発動ポイントとは、自分がどんなときにその家事育児をやらなくちゃと思うかです。
床に髪の毛や埃が落ちているのが目についたときに「掃除しなくちゃ」と思う人もいれば。「汚れはともかく、毎日掃除機をかけたい」という人もいます。これは、お互いの家事の発動ポイントが違うということです。
▶ 自分が家事育児をしようと思うのはどんなときか、言語化してみる
家事育児の発動ポイントの違いが「気がつく」ということになります。その違いをすり合わせるには、まずは自分がどんなときにその家事育児をやろうと思うのかを把握する必要があります。
「自分ばっかりやってるな」と思う家事育児があるなら、自分がどんなときにそれをやろうと思うのかを言語化してみましょう。
このように自分の家事育児の発動ポイントを知っておくと、相手にもそれを伝えることができます。そして、それが相手と全然違うようならどのような状態を発動ポイントにするかを話し合うことができます。
家事の発動ポイントは、時間(週◯回、◯時までなど)や状態(洗濯カゴが8割くらいになったら、髪の毛が落ちてるのに気がついたらなど)など自分たちが合わせやすいもので調整するといいでしょう。
自律型は家事シェアのスタイルとしては、わりと上級者向きのスタイルです。うまく行かないなと思ったらシュフ型や担当型を試してみるのもいいかもしれません。
今日も見に来てくれてありがとうございました。
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