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オンライン研修は効果があるのか?

・対面研修
・オンライン研修
・動画による学習

今私が提供している学習コンテンツはこの3つです。

講師の中には「対面じゃないと意味がない」という
考えを持っている人もいるみたいです。

でも、私としてはそれはありません。

場回しをしっかりしたら、対面でもオンラインでも
同等の効果を出せると思っています。

オンライン研修のデメリットは、次のようなものがあるでしょう。

・受講生の注意力が続かない
・PCが目の前にあるから他の作業をしてしまう
・カメラをオフにして聞いていない

リアルタイムで参加をするわけですから
カメラをONにするようにお願いしています。

カメラOFFで受動的に参加するなら
動画による学習とほとんど変わりません。

むしろ、一時停止ができないため、
ビデオによる学習よりも効果が落ちるかもしれません。

対面だったら、全体が見渡せます。

500人の前で新入社員研修をしたことがありますが
その時も、一人一人がよく見えるのです。

「隣の人と話しているなぁ」
「ちょっとソワソワしているなぁ」
「もうちょっとで睡魔が来そうだから、声をかけてみよう」

こんな感じで注意を払うことができます。

オンラインの場合、講師のPCの横に
モニター用として、サブPCを置くようにしています。

そこで25人をモニターして反応を見ていきます。

全体を見られるという意味では、Zoomで25人までならば
対面と同じパフォーマンスが出せるでしょう。

逆に、1画面に収まらなくなれば、
目を配れる範囲も減っていくので、学習効果が落ちるかもしれません。

ただ、本人達は講師に誰が見えているのかわかりません。

そのため、ランダムに指していけば、
いつか刺されるかもと思い緊張感が持続します。

このあたりがわかっているので、研修の冒頭で次のように伝えます。

「皆さんのリアクションを見ながら講義を進めていくので
 カメラはONにして、リアクションは大きめにお願いします。

 さらに、途中途中でお名前を呼んで質問をするので
 マイクのON/OFF切り替えられるようにしてください」

こうして釘を刺しておくだけで、集中してもらえるようになります。


オンライン研修もこのようにやり方次第では
対面と同等の場を作ることができます。

そのためにも積極的な参加姿勢を望むべき。

それができないなら、動画での提供でもよいでしょう。


正直……受講生がまったく反応しないセミナーなら
録画した映像を自分のパソコンでながし、
デスクトップ共有で見てもらってもいいくらいですからね(笑)

さすがにそれはしませんが、受講生が一人で
カメラもマイクもオンにできないと言われたら
ちょっとだけそうしたくもなってきます。

現にそのように講義をしている人も出てきているようです。


だからこそ私は一方的なセミナーはしません。
すべてインタラクティブで実施します。


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