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選ばないということを選べばいい

昨日の『選択しないのは選択ではない』という話。

これをもうちょっとだけ補足したいと思います。


今どんな嫌な状態だったとしても
それは過去の選択の結果だ。

この言葉を聞いたときに、
なんとも言えない違和感があったんです。

確かに私自身選択をし続けたらから今があります。
逆に、そこにとどまり続けた人は変わっていないかもしれません。

でも……変われなかった理由を
その人だけに求めるのは違うのでは?と思っています。


たとえば、イジメに遭っている人は、
その人がその状態を選択したということになります。

(これってやっぱり違和感がある)


借金をたくさん背負って自己破産寸前の人は、
その人の選択の結果だということです。

確かにそうだなぁという反面、
でも、その人だけが悪いというのはどうなんだろう。

借金だって、親の介護で使ったのか
ギャンブルで使ったのでは全然違うように思います。


たとえば、凄くストレスを感じる職場にいて
その状態を甘んじて受け入れていたとします。

・その職場にとどまる
・その職場を去る

この2つの選択肢があった場合、
今残っている人は全員が「とどまる」という選択を
したわけではないんです。

そもそも、次の2つの状態だったらどうでしょう。

・その選択肢があることを知らない
・選択(退職)を知っているけど選べない

選択肢を知らないなら、見つけてあげればいい。
一緒に探してあげればいい。

たぶん、多くの人は頭の中に
その「選択肢」を持っているはずです。

でも、多くの人は、「去る」という選択肢があることを知っていても
それを選ぶという勇気が出ないんだと思います。

あるいは、なぜか選んではいけないと思い込んでいるのでしょう。

その結果、「新しい選択肢を選ばない」という
消極的な行動になっているのです。

「新しい選択肢を選ばない」から現状維持になります。


自分で決意を持って「この仕事を続けるぞ!」と思ったなら
その決断は正しいと思います。

でも、「選択肢を選びたくない」と考えて
現状維持を選んでいるならそれは問題です。

状況としては、この2つはまったく同じです。
端から見たら、仕事を続けているわけです。

でも、本人達の満足感や納得感は異なります。


2日にわたって同じテーマでお話ししましたが
この考えって、本当に大事です。

今の場にとどまるなら、自分で決断してくださいね。


周囲に選択肢が見えない人がいるなら
それを見つける手助けをしてあげてください。

そして、変わるにしても、変わらないにしても
それを自分で選んでもらってください。

その結果、自分で選んだ未来を手に入れられます。

「選ぶ」って本当に大事ですよ。


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