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反応がない=承認ではない

このコラムは、メルマガ『0.1%の成長』をnote用にアレンジしたものです。個人のビジネススキルを高める情報を日刊でお送りしています。今まで3,000本以上のコラムを書き、32冊の書籍を出版してきました。そのノウハウをまとめてお届けします。

皆さん、おはようございます。
アイ・コミュニケーションの平野友朗です。

今日が8月の第一営業日。
夏本番といった気候が続きますね。

昨年の今頃は、毎日歩いて出社していました。
75分かけて新宿から、神田へ。

その時間にラジオやセミナーなど、音声コンテンツを聞くのが習慣化していました。しかし、電車通勤でも、感染リスクが低そう……そう思ってからは、通常通り電車を利用。

ただ、また状況も変わってきたので、徒歩通勤を復活させてもいいのかも。

暑い中でもしっかり体を動かしたい。
ただ、この時期の直射日光はさすがにキツイです。

4時に起きて、6時に出社、15時に退社、21時就寝。
そのペースで一度予定を組んでみようと思います。

8月は、執筆や制作関係など、自己完結型の仕事が大半。
一番効率のいい状況を考えて行こうと思います。


それでは、メインコンテンツにいってみましょう!


■反応がない=承認ではない

日々、仕事の中でいろいろなコミュニケーションを取っています。

コミュニケーションの連続で仕事が成立している。
そう考えてもよいでしょう。

「部下に仕事を依頼する」
「外部に意見を求める」

こういった仕事は、相手が反応してくれるから非常に分かりやすい。

もし仕事をしてくれなければ、
進捗を確認して、再度依頼すればいい。

こういった明確なアクションやゴールがあるものは
依頼する側も管理しやすいですよね。


逆に、対応する人の裁量が大きなものは
一度指示をしただけだと駄目なんだなぁ~と思います。

たとえば、営業マネージャーが部下にこんな指示を出したとします。

「毎週、100件お客さまに電話するように」

言われた直後は、100件こなすかもしれません。
しかし、その後忙しくなってきて、95件、80件、70件……。

数字が当初の目標を下回る事があります。

このときに、上司が気が付いて
「目標は100件だ、○件足らない」と言い続けるべき。


このようなフィードバックがないと

「あれ?何も言われないということはやらなくてもいいのかな?」
「ちゃんとみていないようだし、ばれなきゃいいか」

こんな感じで、悪行動が習慣化してしまいます。

指示を受けた側からすると、できていなかったときに指導がないと
これでいいんだ!って承認された感覚になるでしょう。

「だって、何も言われなかったから」
「言わないってことは、そんなに重要じゃないんですよね」
「この件数は、その場限りの話だったのですよね」

こんな言い訳が聞こえてきそうです。

指導する側は、1回言ったんだから、それでやってほしいと考えます。
何度も同じことを言わせるなんて……って気持ちもあるでしょう。

でも、これが現実です。

できるようになるまで、言い続けるしかないのです。


人は、仕事を二つの箱に仕分けしています。

●絶対やらなくてはいけない仕事
●できればやった方がいい仕事

これは、多くの人が無意識にやっています。

私もそうです。

この『0.1%の成長』は、「絶対やらなくてはいけない仕事」に入っています。だから、この20年間くらい休まずに配信しています。

一方、ビジネスメールのメルマガは、不定期配信になっています。
これは「できればやった方がいい仕事」に入っているからです。

両方とも受信者は、13,000人くらい。
同じくらいの効果があるかもしれません。

しかし、無意識的に「できれば~」にはいっているので
継続して出すことができていないのです。

自分を律するとか、意識を変えるしかありません。

あるいは上司など、外部からプレッシャーがないと
「絶対~」の箱には入りません。

そこに入れ続けるというのが指導なのでしょう。


【反応がない≠承認】

このことを自分で認識すべきです。

依頼をした側は、無反応だと相手が承認だと考えるからこそ
都度都度しつこいくらい、言い続けるしかないのです。

反応がないから、諦めていませんか?


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【編集後記】筑波山へ

週末は、筑波山に行ってきました。

学生時代に大学の先生と登ったのが最後のはず。
それから25年以上経っています。

当時、筑波山といえば「車で行く山」でした。
ドライブでいく定番の山。

運転の練習も兼ねて、何度も行った記憶があります。

しかし、こうして登山でいってみると
景色がまったく変わって見えます。

筑波山の山頂からは、霞ヶ浦まで見渡せます。

きっと、もっと天気が良ければ、スカイツリーや富士山まで見えることでしょう。これだけ時間が経っていても、昔登った記憶が蘇ってきます。やはり、場所って、記憶の鍵になりますね。

緊急事態宣言中なので、とにかく人がいないところへ……。
そうなると、山が一番だなぁと思います。

しかも、登山は凄く疲れるので、
歩いている人は、健康そうな人ばかり。

ただ、暑さも凄いので、水を2リットルくらい持って行く必要があります。

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