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HTMLメールを避けた方がいい理由

このコラムは、メルマガ『0.1%の成長』をnote用にアレンジしたものです。個人のビジネススキルを高める情報を日刊でお送りしています。今まで3,000本以上のコラムを書き、32冊の書籍を出版してきました。そのノウハウをまとめてお届けします。

おはようございます。
アイ・コミュニケーションの平野友朗です。

昨日は、しっかりリフレッシュできました。
朝1時間くらい仕事をしてあとは休みに。

会社にも行かず、いろいろとやりたいことをやっていました。

まあ……やりたいことといってもほとんどが読書。
あとは、ラジオを聞きながら、長時間のウォーキング。

昨日だけで、小説を3冊読んでしまいました。

映画だと、2時間しっかりかかってしまいます。
でも、小説だと自分のペースで読めるから速い。

それでも不思議と小説も映像として頭に入ってきます。

映画だって倍速で見たらいいじゃないかと言われそうですが
それだと、なんだか楽しめないような気がします。

逆に、セミナーの動画はいつも倍速で見ています。
ノウハウなので、情報だけキャッチできればいい。

でも、ドラマとか映画はノウハウものではないので
細かい台詞だったり、間だったりも、大事にしたいところ。

同じ映像でも、受け取る方法は全然違いますね。


それでは、メインコンテンツにいってみましょう!


■HTMLメールを避けた方がいい理由

最近、たくさんのHTMLメールを見る機会があり
色々と考えさせられています。

メールには、テキスト形式とHTML形式があります。

テキスト形式っていうのは、私のメルマガのような感じ。
ひとことで言うと、文字だけでのメール。

一方、HTML型式っていうのは、
画像が入ったり、文字に色がついていたりしています。

このメルマガも一瞬だけHTML型式にしたことがあります。
しかし、1~2回テスト的に送って、すぐに戻しました。

まず、装飾するのに時間がかかる。
これが私にとっては大きなデメリットでした。

HTML型式にすると、レイアウトを調整したり
開封率を測定したり、いろんなことができます。

でも、このようなメリットと手間を天秤にかけたときに
メリットがないなぁ~と思ってしまいました。

時間をかけたのに効果が上がらないなら
その施策はやる意味が無いと思っています。

このメルマガの開封率を知っても、私のやることは変わりません。

毎日、メルマガを7:45に配信する。
淡々と書いて、淡々と送る。

開封率を気にし出すと、件名に工夫が生まれます。

人は、誰(差出人)からのメールで
何の件(件名)なのかで開封するかを判断します。

私のメルマガを楽しみにしてくれている人は
件名はあまり意識せずに開封しているでしょう。

一方、その時の気分で読んでいる人にとっては
件名って凄く大事です。

件名の工夫が間違った方向に行くと
誇大広告のようになってしまいます。

読者の皆さんを騙して開封させることはできます。

でも、「あ~~騙された」と思った人は
次から開封しなくなるかもしれません。

そう、人は学習するのです。

メールの件名は、中に何が書かれているのかを示すもの。
そこに誇大広告は不要と考えます。

逆にHTML型式にして明らかに成果が上がるなら問題ありません。
まずは、試行錯誤して、自分なりの答えを見つけるのが良いでしょう。


一つ気になっているのが、1対1のメールでHTML型式を利用するケースです。

実際にメールを見せてもらったのですが
やっぱり、テキスト形式一択だなぁ~と思います。

まず、装飾するのにセンスが必要です。

どこを太字にしたらいいのか、どんな色を使ったらいいのか。
フォントサイズはいくつが適切か、どんなフォントがいいのか。

こうして頭を悩ませなくてはいけません。

思い付きで太字にしてみた。
思い付きで色をつけてみた。

その結果、伝わりにくくなることも多いのです。

たくさんの時間を使ったのに、伝わらないなら本末転倒です。


また、大きな組織になってくると
人によって、装飾の規則性が異なります。

受け取った人は、規則性の異なるメールをたくさん受け取り
その読解に苦労する可能性があります。

そう思うと、変に装飾しない方がよいと分かります。


メールは、1秒でも速く読める。
メールは、1秒でも速く書ける。

この2つを意識して作成するべきでしょう。


【編集後記】なぜそんなに書けるのか?


最近、Kindle Unlimitedに入っている中山七里さんの本を
ひたすら読み続けています。

今月はこの6冊を読みました。



それにしても、なぜこんなに短期間で書けるんだろう?
そんな疑問が出たときに、この本を読みました。

これですべての謎が解けました。


400日くらいの出来事を書き連ねた日記です。

編集者とどんな打ち合わせをして
どれだけ徹夜して執筆をしているのか。

文字通り、命を削っているとうい感じ。

小説って、細かく練って作るものかと思ったら
はじめから完成しているものをアウトプットしているだけ。

そのくらい高い精度での仕事です。
だから推敲も不要だし、同時に数本の連載をこなせる。

作家になろうと思う人は『中山七転八倒』を読んだら
その過酷な現実が分かるはず。

一時期小説を書きたいなぁと思っていました。
(今でもそう思うことがあります)

でも、やるならこのくらいの覚悟が必要なのでしょう。


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