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同じ事を繰り返す重要性

2005年からビジネスメールのセミナーを開催しています。

プログラムは細かく改訂を加え続けています。
2021年にも、2回の改訂を予定しています。

このセミナーを始めたときは
先のことがまったく見えていませんでした。

「毎月やっているという実績がほしい」
「継続開催していたら、研修につながるかも」

いろんな思惑はありましたが
とりあえずやってみる、という感じ。

初めは、毎月1回開催していたので1年間で12回の実施。

そこから研修の話が決まったり
セミナー自体の回数を増やしたり。

さらにセミナーの種類を増やし続けています。

そのため、今年1年で私が登壇したのは180回。
スタートしたときは、こうなると思っていませんでした(笑)


スタート当初のセミナーの完成度は
今思うと低いなぁという思います。

講師をかじったことがある人なら、同じ内容ができてしまう。
コンテンツはいいのですが、表面的に簡単にまねできる。

やっぱり、深みがなかったなぁと思います。

でも……そこから1,000回以上話しています。

そうなると名人芸(?)のようになります。

お笑いのネタでも、何度もやっているものって
完成度が高いなぁ~って思いますよね。

新ネタをドンドン作るよりも
同じ事を繰り返すことでレベルを高めてきました。

そのため、今私のセミナーを聞いたお客さまが

「これは自社でできないから、
 コストがかかっても研修をお願いするべきですね」

といってくださるようになりました。

同じ内容のセミナーに2回参加するという人は極めてまれ。

せっかく1度参加してくれても
新ネタが増えていかないと、買ってもらえるものがありません。

正直、毎月まったく違うネタでセミナーを開けば
毎回30~50人くらい集められたかもしれません。

今は毎月自社で20本くらい企画していますが
これが1本の方が分散しないため集客がうまくいきます。

でも……名人芸になる方向をとって
本当に良かったなぁと思います。

常に誰かに追いつかれることにおびえながら新ネタを作るのか
簡単にまねできないレベルまで、サービスを昇華させるか。

私の中の結論は出ました。


ちなみに、まったく同じ内容だと
私もやっていてどんどん飽きてしまいます。

そのため、参加者との対話の中で情報を拾い
受講生にあわせて内容をガラリと変えています。

骨子は同じだけど、事例やたとえ話が変わる。

あるいは、個人ワークやグループワークを即興で入れたり。
いろんなチャレンジを続けています。

そのため、どんなときでも全体最適がはかれます。


今日も2本の研修が入っていますが
やっぱりここでも試行錯誤ですね!


同じ事を繰り返すことでレベルが高まります。
でも、まったく同じだったらマンネリ化します。

そのため、常に10%くらいアレンジし続けています。
これが続けられる秘訣だし、飽きない秘訣ですね。


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