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【読書録】できる人とできない人の小さな違い(ジェフ・ケラー・著)

なぜ、読んだ本を公開するのか

毎週日曜日7時~『ビジョナリー読書クラブ』という読書会に参加しています。そこでは、読んだ本の一部を引用し、自分の気付きを伝え、最後に何をするのかを宣言します。

いつも発表するときに、引用箇所を入力したり、Kindleでコピペしたりするのですが、それを消すのってもったいない。

あ!noteに残しておけば一石二鳥。
ということで、発表内容について記事を書くことにしました。

今回読んだ本はこちら。


「できる人」と「できない人」の違いって、なんだろう。これは誰しもが一度や二度は考えたことがあるはず。元々才能があったのか、幸運に恵まれたのか。何か理由があるからそこに「差」が生まれるのです。

じゃあその差はなんなのか……それを明らかにしたのが本書です。

【引用その1】あなたの窓は曇っていないか

私たちの窓は、

・親や教師の批判によって、傷つく。
・クラスメートや同僚のあざけりによって、汚れる。
・さまざまな人の拒絶によって、くすむ。
・たびかさなる失望によって、濁る。
・疑念によって、曇る。

(中略)

選択はつねにあなたしだいだ。窓の汚れをずっとそのままにして、汚れた窓から人生を見ることもできる。

他者の評価や自己認識によって、自分たちの窓は曇っていきます。初めは純粋無垢だった目が、「それはやめたほうがいい」「君には絶対無理だ」という言葉によって、出来ないのではないかと考えてしまう。

さらに、これが繰り返されることで「自分にできるのだろうか」「出来るはずがない」と曇りが酷くなっていく。人は「色メガネ」をかけて人を見ているわけですが、自分のことも「色メガネ」で見ています。そのメガネをクリアにすることで、他者を正しく見ることができる。

窓はドンドン曇っていく。だから、たまに磨いてあげないといけません。


【引用その2】想像力がすべてを決める

あなたを制限するのは、自分の想像力だけなのだ。 しかし、心の中の映像は一夜にして現実になるわけではない。辛抱して、心の映像にたえず意識を集中し続け、あなたは自分の映像を裏づけるように自発的に行動し始めるのだ。

夢や目標を明確にしていても、想像と現実にギャップがありすぎると、その映像がドンドン足かせになったり、「できない」と思い込んでしまったりします。

自分が成功するのも、自分が失敗するのも、すべて想像したとおり。
人は想像をした範囲でしか、なりたいものになれないのだと思います。


【引用その3】やらないことを決める弊害

もしあなたが「私は必要なことなら何でもするつもりだ。ただし、○○だけはしたくない」と答えるなら、率直に言って、あなたはコミットしていない。コミットしていないなら、いずれ挫折して目標を達成できなくなる可能性が高い。

ビジネス書を読んでいると「やりたくないことを決める」というフレーズが出てきます。果たしてそれは正しいことなのでしょうか?

本当にやりたいことがあるなら、そこに到達するためにはなりふり構っていられません。そうしないと達成出来ないものが多いように思います。「やりたくないことを決める」という聞き心地の良い言葉に惑わされず、目標達成のためにもっと貪欲になるべきです。

「自己投資はしたくないけど、学びたい」
「人と関わらないで、○○したい」

甘い考えに流されないようにしたいところですね。


【引用その4】ネガティブな思考が悪い結果を生む

「調子はどう?」と聞かれて、「ひどいもんだ」とか「あまりいい気分じゃないよ」などと答えれば、生理的に悪影響が出る。肩が落ち、首がうなだれ、落ち込んでいる姿勢になりやすい。 感情面ではどうだろうか。「最低の気分だ」と言ったあとで、あなたは気分がよくなるだろうか。もちろん、そんなことはない。ネガティブな言葉と思考はネガティブな感情を生み、やがてネガティブな結果を生じる。だから、あなたはさらに気分が滅入ってくるはずだ。

「私は幸せです」「私はうまくいっています」「私は楽しんでいます」このように素直に答えられる人は素敵ですね。どちらでもないようなときには、このようにポジティブに答えるべき。

その結果、本当に楽しく感じたり、幸せになったりします。

結局、笑いながら怒ることができないのと同様で、ポジティブでいることが現実世界にも影響を与えます。


まとめ&宣言

人は、見たい景色しか見えないし、なりたい自分にしかなれない。

心の姿勢を正すだけで、理想の現実に一歩近づけます。

たまに自分の「こころの姿勢」を確認していきます!


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