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日本語の文法に強くなる方法とは

おはようございます。
アイ・コミュニケーションの平野友朗です。

昨日は、宣伝会議主宰の
『メールマーケティング実践講座』でお話ししました。

実は、もともと対面での実施が決まっていたのですが
ここ数週間のコロナの状況を見てZoomに変更。

やっぱり、あれだけ毎日のように大規模なセミナーをやっている企業は
なかなか対面へ舵を切るのが難しいですね。

弊社でも対面セミナーをいくつか復活させていますが
8名を上限としています。

今日は、朝から不動産会社で企業研修。
さらに、午後は『【オンライン】顧客対応メール講座』。

今日も、研修&セミナーの1日です。


それでは、メインコンテンツにいってみましょう!


■日本語の文法に強くなる方法とは

スタッフから、次のような質問を受け
ちょっと考え込んでしまいました。

「日本語の文法が苦手な受講者って多いですよね。
 どうやったら、文法に強くなるんでしょう?」

文章が上手い、下手。
文章が読みやすい、読みにくい。
文章が分かりやすい、分かりにくい。

そういう観点でアドバイスしてきましたが
文法で考えたことはありませんでした。

確かに、助詞が抜けているとか
敬語が間違っているとか、係り受けが分かりにくいとか。

いろんな人がいます。

じゃあ、文法の本を読んだら
これらの課題はクリアできるのでしょうか?

実は、この件でスタッフと
30分くらい議論しました。

そのような受講生に

「この文章でおかしなところはないですか?」と聞くと

「分かりません」
「これでいいと思います」

といった回答が出てきます。

つまり、おかしな文法になっていることに気付けない。

たとえば、「で」「が」などがどう入るかで
ある程度文章の構造って見えてきます。

「○○で△△が□□と××を食べた」

このような文章があったときに、

○○で=手段や場所
△△が=動作の主体
□□と=一緒に動作をした人、食べ物
××を=食べ物

が入ると予想できます。

====================================
素手で私が海老とカニを食べた。
喫茶店で先生が弟子とケーキを食べた。

====================================

助詞がはいるだけで文章が構造化できる。
これってある意味ルールです。

でも……このような設問を見たときに、
何が入るか予測できない人がいます。


で……話ながら、私が出した結論が
「違和感を持てるかどうか」です。

文章を見て違和感を覚えるなら
違和感が無いように修正したらいい。

【喫茶店は先生と弟子がケーキで食べた】

先ほどの文章の助詞だけ入れ換えてみました。
明らかにおかしいですよね。

じゃあ、この違和感の正体って何か。

これは、経験でしかないと思います。

いろんな人の話し言葉を聞く、
いろんな本を読む。

それを繰り返しているから、
今までと違うパターンのものに出会ったら違和感がある。

文法の本を読んでルールを知るよりも
正しいものにたくさん触れる。

AIにとっての教師データのようなものですね。

たくさんの正しいデータがあると、
異なったものに触れたときに違和感がある。

たとえば、普段単語でしか会話しない人がいます。
友人や家族ともそういう会話だとします。

また、ネットスラングの世界に浸っていたとします。
すると、正しい言葉が出てこない可能性もある。


つまり、違和感に気付けるぐらい
たくさんの文章に触れ続ける。

これは、アナウンサーの言葉でもいいし、
書籍でもいいと思います。

それを繰り返すと、いろんな違和感に気付けます。

先日も、NHKのテロップを見て誤字を発見。

もともと、「テレビは正しい」と思っていました。
でも、その先入観がなくなると、間違いに気付けます。

・良いものにたくさん触れる
・先入観を取っ払う

これが日本語の文法に強くなる秘訣ですね。


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◆平野からの今日の問いかけ
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良い文章に触れてみましょう!


この思考が『0.1%の成長』につながります。
昨日と今日、今日と明日で着実に変化します。



【編集後記】Zoomを追加契約

先日、実践塾シェアクラブのイベントと
ビジネスメールのセミナーがかっぶてしまいました。

両方ともZoomを使います。
そこで、単月でZoomを契約。

しかし、これから1年先を考えると
このような事態は起こるはず。

そんなタイミングで年払い30%OFFのオファーが来たので
迷わず契約することにしました。

1年で1万円ちょっと。
それなら、どこかでペイすることでしょう。

私の管理下でないアカウントなら
スタッフに管理を依頼しやすいです。

先日のメルマガにも書きましたが
こうして自分の業務を間引いていく。

それにしても、Zoomは凄いですね。
この3カ月で、利用率が激増です。


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