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【読書録】最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方(堀田秀吾・著)

なぜ、読んだ本を公開するのか

毎週日曜日7時~『ビジョナリー読書クラブ』という読書会に参加しています。そこでは、読んだ本の一部を引用し、自分の気付きを伝え、最後に何をするのかを宣言します。

いつも発表するときに、引用箇所を入力したり、Kindleでコピペしたりするのですが、それを消すのってもったいない。

あ!noteに残しておけば一石二鳥。
ということで、発表内容について記事を書くことにしました。

今回読んだ本はこちら。


【引用その1】自分で決めると幸せ

コイン投げの結果が表だろうが裏だろうが、悩みの解決に向かって何かしら行動を起こした人は、半年後の幸福度が高いことが分かりました。
「会社をやめる」と決断した人も、「やっぱりこのままがんばろう」と決断した人も、いずれのパターンでも幸福度は高くなったという結果が得られた、というわけです。
つまり決断においては「どう決めるか」ではなく、「そもそも決められるかどうか」のほうが重要だということです。やると決める、やらないと決める、そうして腹をくくることが結局のところ人生の満足度を大きく左右します。

人から決められたり、押しつけられたりしたものは、どうしてもやる気が続きません。子供の頃に「勉強しない」と言われた記憶は一度もありません。言われなかったから自発的にやっていた(ような気がする)。

そのため、勉強を嫌いにならなかったし、学ぶことで幸せを感じるようになりました。これは本当に親に感謝。

この研究から言えるのは、内容はなんであれ、自分で決めたら満足できると言うこと。人に委ねたものだと、人のせいにしてしまう。自分で自分の人生を決めている感じがするのが一番ですね。

どんなことでも、自分で決断しましょう!


【引用その2】損得勘定だけにとらわれない

自分の利益を優先する人は合理的な思考を重視していた一方、協力的な人はより直感的に選択をしていた、ということです。もっとシンプルに言うと、「頭で考えていない人」のほうが協力的だった、ということです。
脳の活動は、日々の生活、習慣などで活動する場所が変わり、そして活動する場所ほど大きく発達します。
日常でメリット・デメリットを意識することが多い人は、もしかすると「考える脳」が活発になっているのかもしれません。
仕事などでそうした思考が必要とされることが多いのかもしれませんが、そういう傾向のある人はプライベートなどでは損得関係のない付き合いをしてみるのもいいのではないでしょうか。

私は今まで、時間管理に関する本、仕事術に関する本、メールの時間短縮に関する本を出してきました。つまり、効率化を求めたり、合理主義のような側面があります。1通のメールに15分かけるよりも、5分でかけた方がいい。毎日残業せずに定時にかえるべき。そのためのテクニックを伝え続けています。

私の場合、合理主義ですが損得勘定はあまり考えていません。想定している講師料より安かったとしても、遠方まで行って講演することがあります。それは、その団体が困っているし、助けてあげたいから。

逆に、お金があるのに低いギャラを要求してくるときは、すぐに断ります。なぜなら、そんなに高い商品を売っていて、お金もあるし、この研修から利益が生まれるのは明白。そういうのは本当に嫌なです(笑)

損得勘定だけに縛られている人って、自分が値踏みされているようで正直苦手。自分自身も「損得」に縛られず、自然体で生きていきたいですね。


【引用その3】本当に病は気から!だった

北京大学のワンらは、人のために利他的な行動をしているときは脳の腹内側前頭前野が活動し、不快な痛みを感じなくなるという報告をしています。
このことを確かめるために複数の実験を行ったのですが、いずれも利他的な行動をしている人は痛みを感じなくなったという結果になったのです。
たとえば、肩こりや腰痛のような軽度な痛みだけでなくケガや病気などの痛みにも効果があるそうで、がん患者が慢性的な痛みを感じなくなったと言います。

利他的だと、痛みを感じなくなる!!

これは凄く発見ですね。自分のために利他的になるというのは、本末転倒のように見えますが……それでも、行動が伴っている方が素敵です。

結局は、「情けは人のためならず」ですね。


まとめ&宣言

利己的にならず、損得勘定だけで考えず。

自分の人生を自分で決定できるように行動します!!



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