「ルールの世界史から読み解くゲームチーターが消えない理由を考察」コラム#01
こんにちは!今日は「ルールの世界史」という本を読んだ上で、なぜゲームにおいてチーターが消えないのか?について少し考察してみようと思います!
この本、本編もなんですけど途中で挟んであるコラムがとてもおもしろく、ペア読書した際もコラムの話がほとんどでした笑
ぜひ読んでみてくださいね^^
ではスタート!
Apex LegendsやフォートナイトなどFPS・TPSのバトルロワイヤルゲームが世界で大流行していることは皆さんも知っているだろう。
大人から子どもまで銃を撃ち合って数人の中からチャンピョンを目指すゲーム。RPGとは違って対人戦なので終わりがない。その中毒さに魅了されている人がたくさんいることは事実である。
これらのゲームとRPGなど敵があらかじめ用意されているゲームの違いとして、チーターが存在することが挙がられる。
チーターとは不正行為をしてゲームを有利に進めたり、意図しない挙動をゲーム内で行う者のことである。Apex Legendsなどはよくチーターが蔓延るゲームだと話題になり、チーターのせいでゲームを引退する人も少なからず存在する。
どんな不正行為をするのかというと…
自分の攻撃が必ず的中する補正をかけたり、移動速度を早めたりすることがわかりやすい例として挙げられる。
違反行為をされた上で、相手に負けるとなるとたまったもんじゃないw
本書ではヨハン・ホイジンガーが「全ての遊びがそれぞれのルールを持っている」と述べている。
ルールが複雑で巧拙であるほど条件を達成し勝ったり、目的を達成したりすることが遊びのおもしろさなのだ。つまり、チーターというのはまさに、ルールの破壊者。本書で言えば「遊びの世界を崩壊させる人」である。
世界一チーターが多い国を皆さんはご存知だろうか?
その国は中国と言われている。
本書では各国のルールに対する国民性が記述されている。
その中で中国はルール以上にメンツを大事にすると書かれているのだ。メンツというのは名誉や世間対のことである。
ルールよりメンツを大事にすることで「ルールを破るのもルールのうち」と考えることがあるそうだ。※一概には言えませんが
つまりゲームは、仮想空間であり顔も知られずメンツを保つことができる素晴らしいツールになってしまうということになる。
このような国民性が絡むことも、チーターが消えない要因の一つなのかもしれない。
話は逸れるが、現在行われている北京オリンピックのスキージャンプにて高梨選手がInstagramで謝罪文章を投稿したことが話題になった。
日本ではしばしば、期待する結果を出せなかった人間が大衆に向けて謝罪をする場面が見受けられる。私はとてもおかしいことだと思ってしまう。
これらは日本人の国民性として周りの調和を大事ことから怒ってしまうのだと思う。期待という流れを乱してしまったことに、責任を感じてしまうことがあるようだ。
このようにルールはさまざまなところに存在し、物事を円滑に進めたり、かたや後退させる力を持っていたりする。
ゲームにおけるルールメイキングはとても考えがいのある要素であることがわかった。
以上!
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