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メモの鮮度 と仕事型

メモが腐る。この本、この一文だけでも読む価値があります。

こんにちは。春のバタバタが落ち着き、新社会人が配属され始めたこの頃。
自身の社会人1年目を思い出します。

当時は先輩からの「メモ取れ、メモ!」と急かされながら、業務フローをノートに走り書きし、翌朝、字の解読に苦労するを繰り返していました。

あぁ〜。今思い出しても、覚えの悪い後輩で少し辛くなります…。

そこから数年後に出た『仕事のスピード・質が劇的に上がる すごいメモ。』(小西 利行 著 2016年 かんき出版)をもって過去に戻りたくなります。

この本は、そのメモ術が参考になる所が大いにあるのですが、なんと言っても冒頭の「メモが腐る」が、衝撃的でした。

時間が経ち、記憶が薄れ、内容が不確かになる事を「腐る」と表現されているのですが、著者のコピーライターとしての技を感じて、読後も記憶に残りました。この箇所だけでも読む価値は十二分にあります。


さて、ここから表題に入るのですが、ざっくりとした区分けがある私見なので、なに言ってんだコイツと思った方は、本だけでも読んで頂ければと思います!


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メモが腐る。
メモを「情報」と置き換えた場合、私がこれまで出会ったビジネスマンのタイプを連想しました。

それが表題の「後入先出実行型」と「Todoリスト実行型」です。

特徴を書き出しますと、

「後入先出実行型」
・メール、電話、チャットで、依頼が来た順に取り組む。
・一つの仕事をしていても、チャットが入れば、即レスし、次の作業工程に流せる形になるまで打ち合わせ。
・メールは上から順に処理。
・端から見ると、せわしない。
・質より量を取る。
・雑になってしまった部分は、笑顔で乗り切る。
・聞き上手で「つまりこうゆう事?」とトラブった際の状況把握が早い…etc

「Todoリスト実行型」
・言わずもがな。一日の始まりは、Todoリスト作り。
・メール、電話、チャット全てに優先順位をつける。
・マルチタスクより、シングルタスクを心掛けている。
・メールの自動仕分け等、デジタルガジェットを使用。
・書面、メールの完成度は高い。
・手帳が大きい。

・シングルタスク実行時に電話を取り次ぐと、割と舌打ち気味…。
・打合せ後、「メールでまとめてくれる?」「議事録、Googleクラウドにあげて置いて」と、書面の要求圧が強い…
・「つまりどうゆう事?」と疑問系で終わり、相手にまとめさせたがる…

すみません。最後は愚痴ですね。というのも私が仕事で参考にする経営者のほとんどが「後入先出」タイプだがらです。


2タイプを分ける要素は何でしょうか?それは、情報にも鮮度があると意識しているかどうかにあると思います。


例えば、あるお客様が「追加の仕事、あの人にまた頼もう」と思って電話した場合、すぐに対応された方が、ああこの人、喜々として対応してくれている。頼んで良かったなと。プラスの感情が起こります。その後の多少の雑さにも目をつむってくれるかもしれない。(そんなに甘くない場合がほとんどですがw)
そんな利点を意識している人が多いように感じます。

また、Todo型の人は、仕事をこなす=抱えている仕事を減らす 意識が強いとも思います。仕事が減る。これが経営者でこのタイプがほとんどいない一番の理由ですねw


過去、自身も仕事を減らそう、減らそうと、とてもビジネスマンとは思えない意識で働いていた折、紹介の本に出会いました。
メモの鮮度を情報の鮮度と勝手に置き換え、働いたところ、うまく表現できないのですが、うん!リズムが良い感じです! ← 結果は、まあまあw


新社会人を見て、メモ術、そこから仕事のタイプ分けと勝手に連想した事を書いてしまいました。

それでは!



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