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46期マガジン

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宣伝会議 編集ライター養成講座46期の有志メンバーによるマガジンです。 【出題中のお題】 A. なぜ私はあの時あんなに傷ついたのか B. 今年前半を振り返って(今年後半への抱負…
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#読書感想文

小説で行く心の旅⑧「バリ山行」松永K三蔵

小説で行く心の旅、第八回目は第171回芥川賞受賞作 松永K三蔵さんの「バリ山行」をご紹介しま…

aji
2か月前
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小説で行く心の旅⑦「夏の花」原民喜

今日は8月6日。79年前のこの日、世界で初めて原子力爆弾が広島に投下された日です。この悲惨な…

aji
3か月前
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小説で行く心の旅⑥「細君」 坪内逍遥

6月といえば、ジューンブライド。「細君(さいくん)」とは昔の言葉で妻の事です。先月はジュ…

aji
4か月前
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小説で行く心の旅⑤「プルートーのわな」安部公房

5月も終わり、皆さんいかがお過ごしですか? 五月病と揶揄されるこの時期を過ぎ、新しい生活で…

aji
5か月前
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【書評】チームビルディングとワークビルディングの「漢方薬」"儀式"をひもとく本

マスクやアクリル板が少しずつ町から姿を消している。新型コロナウイルスの感染拡大で訪れた「…

豊平哲平
6か月前
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小説で行く心の旅④ 「桜の森の満開の下」坂口安吾

「桜の花が咲くと(略)絶景だの春ランマンだのと浮かれて陽気になりますが、これは嘘です」 …

aji
7か月前
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小説で行く心の旅③ 「虫のいろいろ」尾崎一雄

小説で行く心の旅、三回目は第5回芥川賞(1937年)を「暢気眼鏡(のんきめがね)」で受賞した 尾崎一雄さんの短編小説「虫のいろいろ」を ご紹介します。この作品は1948年に「新潮」に発表 されました。3月に入り啓蟄も過ぎ、虫が動き出す この時期に、ぜひご覧頂き楽しんで頂ければと思います。 ※「新潮」は新潮社が1905年に創刊した文芸誌 ※「尾崎一雄全集」3(筑摩書房1982年発売)より   【あらすじ】※ネタバレを含みます、ご注意ください。 長い闘病生活 主人公は48歳