豊平哲平

1993年、北海道生まれ。2017年室蘭工業大学卒、22年からライターとして活動。23…

豊平哲平

1993年、北海道生まれ。2017年室蘭工業大学卒、22年からライターとして活動。23年「板チョコの日」で第1回 防災100年ものがたり入選。宣伝会議 第46 期 編集・ライター養成講座 総合コース修了。活動理念は「人々が精神的に豊かで平和に暮らせる社会を作る」。北海道在住。

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  • 46期マガジン

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    宣伝会議 編集ライター養成講座46期の有志メンバーによるマガジンです。 【出題中のお題】 A. なぜ私はあの時あんなに傷ついたのか B. 今年前半を振り返って(今年後半への抱負) C.フリーテーマ 上記3つから1つ選んで投稿。

  • 『仕事工学』

    「仕事」を「工学」(モデル化や実験を通して"how(どうすれば良いか)"を追求する手法)する試みです。

  • 『表現工学』

    「表現」という営みを「工学」(モデル化や実験を通して"how(どうすれば良いか)"を追求する手法)する試みです。

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泥だらけのぬいぐるみ

 陸前高田市民歌という歌がある。その歌の出だしは「黒潮の香に明けそめて」から始まる。わずかに沖を流れている温かい黒潮。その影響で、岩手県陸前高田市は温暖な地域で採れるゆずの北限となっている。  陸前高田にゆずをはじめ、多くの恵みをもたらしている太平洋。今から13年前、その太平洋が全てを奪い去った。3月11日、東日本大震災のことである。  あの日、高校生の私は東京にいた。度々襲う余震に怯えながら、朝まで東北の惨状をテレビで観ていた。北海道にある大学へ進学した後もずっと被災地の

    • 「語彙力を外付けできる辞書」で打線を組んでみた。

      「語彙力を鍛えるために本を読め」とよく言われる。 だが「語彙を適切に使用する能力」である語彙力は、読書だけでは鍛えることが難しい。 書くことを料理に例えるとそれが分かる。 食材(語彙)が増えても美味しさ(語彙力)の向上にはつながらない。だが、適切なレシピが手に入れば美味しさは向上する。 語彙力もレシピのような外的リソース(自分の中にはない知識・技能)に頼って向上させることができる。 そして、その語彙力でレシピに当たるものが「辞書」なのである。 【「語彙」と「語彙力」の定

      • 【書評】チームビルディングとワークビルディングの「漢方薬」"儀式"をひもとく本

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        • Book of the year 2023

          作家司馬遼太郎の生誕100年の節目を迎えた2023年。 彼が生前愛していた菜の花のように、明るく、かつ優しく人生を照らしてくれるような良著たちに巡り会えた一年でした。 「データによって世界を冷静に、ちょっぴり明るく感じられる視座を与えてくれたことに感謝するで賞」:ハンス・ロリング『FACTFULNESS』日経BP社、2019年この本で紹介されているクイズを3問出題します。 (問題文、選択肢は書籍より抜粋) 問1.現在、低所得国に暮らす女子の何割が、初等教育を修了するでしょ

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