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私が写真家として大切にしていること

「カメラマンは変態でいられる職業なんだよ」

そう聞いて私はカメラマンになりました。

ちょっと暗い話だけど
自分のことを
「消えてなくなればいい」
そう思っている程、
自己肯定感が低いけど
どこかで「変わりたい!」と強く思ってもいる
私でした。

そんな中のこの言葉。
「カメラマンは変態でいられる職業なんだよ」

変態が何者にも囚われず自由に思えたのです。
「変われるんならなってやる!」

私は自分のためにカメラマンになりました。

学びやモニター撮影を経て、
人物撮影に興味があることに気づき
今に至るのだけれども

その中で
あの頃の私と同じくらい
自己肯定感の低い人がいることを知り

また
写真をとても喜んでいただけることもあり

集中、夢中、時には必死で
撮影にエネルギー注ぐけど
過去の「あんな私」の延長に
喜んでいただけることがある
人の役に立てることがある私がいる。
そう思うと
変態になってやる!と
決意して良かったなと思います。

カメラは
自分のために始めたこと。
そして
喜んでいただきたくて
誰かのお役に立ちたくて
やっていることです。

これが写真家として
私が1番大切にしていること。
忘れてはいけないこと。

そんなことを改めて思った昼下がりでした。

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