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ドラマ『深夜食堂』第7話 《タマゴサンド》感想

第七話『タマゴサンド』の感想です。

繁華街の路地裏にある、夜更けから朝方までやっている為「深夜食堂」と呼ばれる”めしや”を舞台に、マスター(小林薫)と客との交流を描くドラマ。

メニューは酒と豚汁定食のみだが、頼めば大抵の物なら作ってくれる。

アルバイトしながらタレントを目指すのリサ(村川絵梨)は、ふらりと入った「深夜食堂」で、ある青年と出会う。

彼はマスターに食パンを差し出すと『タマゴサンド』を注文する。

そのタマゴサンドがきっかけとなり、リサはその青年に惹かれていく。。。

その青年は、家庭の事情で住み込みで新聞配達をしながら大学に通う苦学生 中島くん(田中圭)。

なんで新聞配達やねん!
もっと割のええ仕事無かったんかい!!(バシッ)

と、思わない事もないですが…
色々と事情があるのでしょうか、、、

ふふふ

そして、圭くんが、寡黙で純朴な中島くんを見事に生きてる!!!さすがです!!!

台詞は少ないのに、その表情や空気感から中島くんの心情が伝わってきて、ホントに切ない…

逆境にも負けず健気に頑張ってる中島くん、ほんまええ子や。。。

(リサもきっと、そんな中島くんに惹かれたんだろな)

時は流れて、、、
リサのタレントの仕事が軌道に乗るように。。。

胸のうちにお互いに惹かれ合う2人だったけど、リサの告白に中島くんは、「俺とリサさんの住んでる世界は違い過ぎるから…」と告げる…

そして、リサも、中島くんに「そうじゃない」と言いたいと思いながらも、変えようのない現実にその言葉を実際に口にすることが出来なかった…

リサの、そして中島くんの、心の葛藤が優しく丁寧に綴られる。

そして更に時は過ぎ…
中島くんは週刊誌でリサの記事を目にする。
自暴自棄になる中島くんを静かに諭すマスターの言葉が、胸に深く、深く、響く。その言葉を噛み締めるように、頷きながら俯く中島くんの姿に、何回観ても涙が溢れる。。

『現実は映画のようにうまくいかない』

中島くんが、また笑顔でタマゴサンドを食べられる日がきますように。。。


Huluでは現在配信されているようです。
「深夜食堂 シーズン1 第7話 タマゴサンド」 
(2022/12/18時点)
※Huluの回し者ではありません😂


2020年に亡くなられた鈴木常吉さんの主題歌『思ひで』も昔から知っている訳じゃないのに、なぜだか懐かしくて、胸が締め付けられて、聴くだけで涙が溢れます。

とても素晴らしいドラマですので観たことない方はオススメです😌💗
(1話完結なので『タマゴサンド』だけでも理解出来ます)

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