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Google認定トレーナーの特典?

2021年 3月にはじめての申請をして、4回目の申請の結果が 2021年 7月に届き、何とか「Google 認定トレーナー」になれました。
以降では、「Google 認定トレーナー」になると、どんな特典・メリットがあるのかなどを説明していきます。

この記事は、「はてなブログ」に 2022/02/08 に投稿したものを移転させたものです。note に移転する際に、細かな部分で変更してある部分もあります。

どうやったら「認定トレーナー」になれる?

「Google 認定トレーナー」については、Google が以下のように説明されているので、詳しくはそちらを確認していただきたいのですが、

さっくり説明すると、

  1. 「Google 認定教育者レベル 1」を取得

  2. 「Google 認定教育者レベル 2」を取得

  3. 「トレーナー スキルの理解度テスト」に合格

  4. 3分間の「トレーナー動画」の作成

  5. 申請のために必要なトレーニングの実施

  6. プログラムのお申し込みフォームから申請

というステップで申請して、認定されれば「認定トレーナー」になれます。1. ~ 3. の 3つの試験には受験料が必要ですが、「認定トレーナー」の申請には費用が発生しません。
このそれぞれのステップについては、日を改めて、別の記事で説明しようと思います。

「認定トレーナー」のメリット

認定トレーナーの特典については、イーディーエル株式会社の代表である平塚知真子さんが、2020年 12月に以下のように記事にされています。

この記事では、特典として以下の 6つが挙げられています。それぞれについて、認定トレーナーになって半年余りが経過したわたし自身の感想を付け加えます。

(1)認定トレーナーのデジタルバッジ

これは、↓ のようなデジタルバッジが利用できることを指します。

「認定トレーナー」のバッジ その1
「認定トレーナー」のバッジ その2

認定教育者と同様に、これらは組織ではなく、個人に与えられているものなので、名刺などに印刷するのもいいかと思います。
わたし自身は、あまり名刺を利用するよう業務内容ではないこともあって、あまり使っていません。デジタルバッジを使用する/しないに関わらず、「Google が認定している」という部分にやはり価値があるように思います。

(2)Google for Education ディレクトリへの掲載

これは「Google for Education ディレクトリ」に掲載されることを指しています。このディレクトリには、「認定トレーナー」だけでなく「認定イノベーター」や「認定コーチ」、イーディーエル株式会社のような企業である「サービスパートナー」も表示されます。

わたし自身は、ここに掲載されていることによって連絡をもらったことはないように思っているのですが、他の認定トレーナーの方に聞くと、このページを見たと連絡があったりもするようです。
ちなみに、このディレクトリへの掲載は任意であって、義務ではないようです。

(3)トレーニングおよび専門スキル向上のための充実した資料

英語での研修や資料が多いことは事実ですが、平塚さんが記事を書かれた後、日本国内でも認定トレーナーの数が増え、すべてではありませんが、日本語での研修も行われるようになりました。そういった機会が得られることは、とても有益です。

とは言いつつも、わたしの英語力では「Google Meet」の字幕機能や「Google Lens」などを利用して挑まなければならないので、なかなか活用しているとは言い難い状況です。(^-^;

(4)G Suite for Education のデモ用ドメイン

わたし自身は、業務での検証用に本番環境とは別のドメインを用意してあることもあって、この特典は活用していないのですが、実際に実践できる環境を用意できるのは便利だと思います。

ただし、このデモ用ドメインが使用するドメイン(インターネットドメイン)は自分で用意しなければならず、デモとトレーニングの目的で提供されている点には注意が必要です。

(5)トレーナー専用コミュニティへのメンバー登録

全世界、日本国内の認定トレーナーが参加するグループ(Google グループ)に参加できます。
海外の情報は当たり前のように英語ですが、いろいろな情報が得られることはとても有益です。わたしの英語力でも、「Google 翻訳」や「DeepL 翻訳」があれば、英語のメールも何とか理解できます。

日本国内の認定トレーナーも増えて 60名を超えたくらいになっていて、日本国内の認定トレーナーだけのグループも用意されているので、日本語でのやり取りも行えます。

(6)新しい Google サービスのリリース発表イベントへの特別アクセス

前述の (3) と重複する部分もあること、また具体的な内容は NDA の関係もあって公表できないのですが、一般のユーザーより早く情報を入手し、試したり、準備を行えます。
この辺りも、業務として利用するのであれば、余裕をもって準備できるようになるのはありがたいことです。

まとめ

直接的な「認定トレーナー」のメリットは、前述のような平塚さんが説明されている 6つだと思いますが、「認定トレーナー」であることのブランド価値の次に大きいのは、(5) のように感じています。

GEG による活動と重複する部分もありますが、他の地域の同じ方向性の人とつながりができ、困ったときには助け合えるコミュニティに参加できることは、心強く、安心できます。

職場で「Google Workspace for Education」を利用されている方で興味のある方は、ぜひ「Google 認定トレーナー」をめざしてみませんか?

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