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ファイルの内容をもとにしたチャットボット

9月はじめに話題になっていた、以下の記事で扱われているチャットボットを作成するサービス。

元(一時ソース)は、↓ のサービスの提供元である株式会社ユーザーローカルのプレスリリースとなります。

アップロードしたファイルの内容をもとに、チャットボットが回答してくれるというサービスですが、無償で提供されていることもあって、以下の点に注意しなければなりません。

  • 対応しているファイル形式は、PDF、Word、PowerPoint。

    • ファイルサイズは 20MB まで。

    • チャットボットが参照するのは、最初の 50ページ分。

  • 作成されたチャットボットの利用期限は 1週間
    ※アップロードしたファイルは、1週間で自動的に削除される。

逆に、これらの点に抵触しない、収まる内容であれば、うまく活用できるということです。

内部では OpenAI の ChatGPT が利用されているとプレスリリースでも説明されています。チャットボットを作成する際に、下図のように「アップロードしたファイルがこのサービス以外の目的に使用されることはありません。」と説明されているのは、チャットボットとのやりとりを AI の学習対象にしないことを指しているのだと思います。

チャットボット作成時の注意書き

株式会社ユーザーローカルは、このような活用が進めて、有償プランの契約につなげたいのでしょう。

それぞれがプロンプトエンジニアリングを意識するのではなく、業務の中に気付かないうちに AI が入り込んでいくところからはじまっていくんだろうな、とこのサービスを見て思いました。


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