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東洋医学の基本~陰陽五行のお話~

東洋医学の基本はこれ!

今年の暑さは、かなり厳しいものがありますね。
でもオリンピックのお陰で、かなり暑さを吹き飛ばす事が出来た
気がします(^^♪
オリンピック開催については賛否両論ありましたが、
今はただ、純粋に感動をありがとうございます!!

さて、今回は東洋医学の基本に戻り”陰陽五行説”の【陰陽】についてお話したいと思います。

東洋医学とは、一言で言うと『自然のリズム』でした。

その中で自然界や人間界の物事すべてを、陰陽の2つの要素で捉える考えの
事です。

例えば1つのものは、同時に2つの面を持ちます。
硬貨でも紙幣でも、表と裏があります。

朝が来ても、時間が経てば夜になります。
夏は暑いと言っても、やがて寒い冬になります。

その他にも、
男性と女性  北と南  天と地   太陽と月      喜びと悲しみ
などなど、この世の全てのものは2つに分かれていて、、、
そして、バランスが取れていると言えるのです。

では、次に"陰”と”陽”の性質を見てみましょう。

陰の性質とは

一つは「遠心力」です。
手の指を握った状態 ⇒ 手を開いた状態 になるまでの運動です。
簡単に言えば、広がっていく働きを持っています。

そしてもう一つは「上昇性」です。
上に上に上がってゆく働きを持っています。

陽の性質とは

一つは「求心力」です。
手を開いた状態 ⇒ 手の指を握った状態 になるまでの運動です。
内に内にと集まってくる働きを持っています。

そしてもう一つは「下降性」です。
下へ下へと下がってゆく働きを持っています。

陰陽の区分で言いますと

陰は男性、陽は女性です。
基本、男性は外へ外へと広がってゆく働きをしますが、
それをセーブして内に戻すのが、女性の働きなのでしょう。

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ここで忘れてはならないのが、これら陰陽は消して固定して考えるのではなく、変化するものとして考えるという事です。

男性の中にも女性性はありますので、時と場合によっては母性が働く事があります。
また、女性の中にも男性性はありますので、時には父性が働く事もあるのです。

また、悪い事が起こっても、そこから学び知恵を絞って、良い結果へと導く事も出来ます。

反対に、良い事が起こっても、そこにあぐらをかいていたのであれば、悪い結果を招いてしまう事にもなりかねません。

そして陰と陽は!

全ては、2つで1つ!!
どちらの面も持ち合わせており、固定されている訳ではありません。


自然は常に、バランスを取りながら変化しています。

体も心も、良いバランスを保ちながら変化してゆくことが、
健康な状態と言えるのです。

以前「流れる」事が大切だとお伝えしましたが、
流れるとは変化すること!!


良いバランスを保ちながら、季節に・年齢に・環境に合わせて変化して
ゆきましょう(^^♪

今年は残暑も厳しい様子です。
体を冷やし過ぎないようにしながら、水分補給をしっかり行ってください。

次回は陰陽五行の「五行」についてお伝え致します!!

                          投稿 サザエさん

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