今だからできることをする

明日で3.11から9年経ちます。

あの時私はPT1年目で、午後の診療が15時から。みんな歯を磨いたり患者さんを向かい入れるために掃除をし始めたときに大きな揺れが始まりました。

本震がおさまった後、午後の診療が始まりましたが続く余震。避難訓練でやったことを思い出しながら幸いにも松葉杖やおひとりで歩けない方はいらっしゃらなかったように思います。

そんな中で香取の方にボランティアに行く機会がありました。

少し千葉の中心から離れ、香取の方に向かうと海に近づくにつれて家がなくなっているのに気づきました。

そんな時に本当に「行く」だけしかできなかったのがとても悔しかったことを覚えています。

計画停電があるとか、被災地で生産されていたものがないとか、それくらいのことでストレスを感じていた自分に気づかされたできごとでした。

そして今。コロナウィルスの感染拡大であの時とは違う働き方をしている自分。

今だからできることは何か?

必要とされていることは何か?

もうすでにサービスとして提供されていることは多くあると思います。

ジムがお休みで、体を動かす機会だけでなくジム出会う仲間たちと話すことができず、社会的な交流をなくしているお年を召した方々。

デイサービスに行けない方々はおうちで何をされているのか。

この方々の3か月後、半年後を見越して何かできないか。

日本がもう少し落ち着いたころ、体も心も健やかであれるように。

一個人として取り組んでいきます。

書かないとやらないから意思表示です(笑)

最後に。

9年経ってもまだご自宅や、生まれ育った土地に帰ることができない方々もいらっしゃいます。

一刻も早く地元に足を踏み入れられますように。心が穏やかでありますように。

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