資産運用で成功する人の特徴#4

以前の投稿で

資産運用・投資が上手くいかない人の原因は4つ。
・資産運用のゴール（目標・目的）が明確でないこと
・自分のお金の現状把握ができていないこと
・お金のメンタルブロックがあること
・お金の知識（マネーリテラシー）が低いこと

と書きました。

今回は、最後となるお金の知識（マネーリテラシー）が低いことを解説していきます。

マネーリテラシーとは、
お金に関する知識と判断力のことです。

金融庁が行った「金融リテラシー調査」によれば、

マネーリテラシーが高いと、

・金融トラブルが少ない
・消費者ローンの利用が少ない
・借入れの負担感が低い
・経済ショックへの耐性が強い
・リスク性資産の投資が多い

傾向があるそうです。

つまり、
いい借金はしても、悪い借金はしにくく、
リーマンショックやコロナショックなどがあっても動じにくく（対策できるように）なり、
ちゃんと資産運用ができている人が多い
ということです。

にもかかわらず、
日本人で学校などで金融教育を受けたことがある人は、7％。
金融知識に自信のある人は、12％。

一方、アメリカでは、
学校などで金融教育を受けたことがある人は、20％。
金融知識に自信のある人は、71％。
※金融庁「金融リテラシー調査」より引用

と、日本のマネーリテラシーは低い水準にあります。

これは非常にマズい！！！

昨今の政府の「資産所得倍増プラン」といった国民に積極的に資産運用してもらおう！という動きに関しては、ここで書くと長くなるので、割愛しますが、こういった結果に危機感を感じてか、

金融庁は、
最低限、身につけるべきマネーリテラシーとして、
・家計管理
・生活設計
・金融知識及び金融経済事情の理解と適切な金融商品の利用選択
・外部知見の適切な活用
の４つを挙げています。

前述のとおり、
マネーリテラシーが高いと、
いい借金はしても、悪い借金はしにくく、
リーマンショックやコロナショックなどがあっても動じにくく（対策できるように）なり、
ちゃんと資産運用ができている人が多くなるので、

マネーリテラシーを高めることは大切です。

ただし、注意していただきたいのが、
今回のマネーリテラシーに関しては、知識・やり方の話ですが、
資産運用で成功する人の特徴#1～3でお伝えした3つは、お金に関するマインドや考え方の話で、

実は、資産運用で成功したかったら、
マインドや考え方を整えることの方が重要になります。

にもかかわらず、世の中の資産運用を教えてくれるところは、
知識・やり方を教えてくれるところがほとんどです。

おそらく、
マインドや考え方は、個人の受け取り方や理解度により差が出やすく、
1対1や手厚くサポートできるところでないと見切れないため、スクール形式では教えづらい、

マネーリテラシーさえ身につけば、資産運用が上手くいくようになると思っている人が多い、

ということが要因だと考えられます。

個人的には、
両方を一度にやってしまうのが一番効率的だと思っています（笑）

ちなみに、ご自身のマネーリテラシーを確認できるサイトがあるので、ご紹介します。

ものすごく簡易版なので、参考にしかなりませんが、
ご自身のマネーリテラシーがどのくらいなのか？を知りたい方はやってみてください。

私がやってみた感想だと、
これからの時代は、この問題で全問正解できるくらいのマネーリテラシーがないとマズいと思います。

金融リテラシークイズ ─ 金融リテラシー調査｜知るぽると

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