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石川祐希くんから「悔しさや悲しみからの人としての成長」を学ぶ

最近新しい推しができました。

バレーボール選手の石川祐希くんです。

石川祐希くんはうちの息子と大学の同級生で(学科だけ違う)、背格好も似ており以前から何となく気になる存在ではありました。

バレーボール自体は実はあまり興味がなかったのですが、パリオリンピックをきっかけにバレーボールを見るようになってから、躍動感と巧みなプレーに嵌り気付けばすっかり沼落ちしておりました。
バレーボールは身体的な技や持久力だけではなく、相手や自分のチームを見ながら今この瞬間に自分がどう動いたら良いかを見極める判断力や、相手や自分のチームの動きを予測して次へと繋げ点を取りに行く力...。
それぞれの選手が身体と頭と心の持つ力全てを使い、チームで勝ちにいくスポーツなんですよね。
その人として高みを目指し努力する姿にも「カッコいい!」とグッと心を惹かれます。

パリオリンピックでの石川祐希くんのスタートはご本人も後から振り返って「調子が悪かった。上手くタイミングを合わせられなかった」と言っていました。
オリンピックという大舞台で、キャプテンという大役もありきっと想像できないようなプレッシャーもあったことでしょう。
大舞台で最高のプレーができる、するようにしていくのが「プロ」なのかもしれないけれど、身体も頭も心も全てを万全な状態で臨むのはプロでも大変なことなのだなと思いました。

準々決勝のイタリア戦では石川祐希くんは調子が戻り絶好調でしたが、皆様ももうご存知の通りあと1点が取れずに負けてしまいました。

テレビで応援していて、あと一歩のところで負けてしまった悔しさと、でもそれと同じくらいに石川祐希くんだけではなく他の選手の皆さんのプレーも素晴らしくて圧倒され感動し、色々な感情がぐるぐると回りしばらく眠れませんでした。
選手の皆さんの熱く大きなエネルギーがテレビを通して伝わって、しばらく私の中に残っているようでした。

あの試合の後は何故か私が「燃え尽き症候群」のようになってしまいました。
テレビで試合を応援していただけの私でさえ悔しくてたまらないのに、選手の皆さんはどれほど悔しいだろうとその気持ちを思うとギュッと胸が苦しくなって、試合のニュースが流れるたびに苦しくなりました。

昨日スポーツ番組で石川祐希くんのオリンピック後の独占インタビューが流れていて、見るかどうか迷いました。
またギュッと苦しくなるような感じがあったからです。
でもご本人があの試合をどのように感じて、その後どう過ごされているのかが気になり意を決してインタビューを見ました。

インタビューではイタリア戦についてやはり「悔しかった」と言っていました。
でもその後に「負けた後にバスケットボールを見て同じようにあと1点というプレッシャーのかかる場面で選手が笑っているのを見て驚いた」というお話しをされていました。
そして「自分を信じて、試合を心の底から楽しむことが大事だと気付いた」と言っていました。

インタビューを見て、悔しさを感じながらも負けたことに真摯に向き合い、その負けから大きなことを学んでこの数週間でさらに成長し進化を遂げている石川祐希くんの姿に驚くと共に感動しました。

悔しさや負けた悲しみに向き合うのはとても苦しいこと。
でもその気持ちを認めて向き合うことができれば、その感情や経験から学びが得られ人として成長することができる。
私も石川祐希くんから大きな気付きをもらいました。

そしてご本人が立ち直っているのに私が燃え尽きている場合じゃないな、と前を向くことができました。
悔しかったことも、負けた悲しみも、さらに強くなるためのステップに過ぎなかったのだと思えました。

「4年後のオリンピックもメダリストを目指し、世界一を目指し続ける」と力強く公言している石川祐希くん。
イタリアのリーグで「自分を信じ」「試合を心の底から楽しんで」さらに成長しカッコいい姿を見せてくれることでしょう。

そんな石川祐希くんを全力で推し活します!
イタリアリーグ見に行きたーい🏐

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