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藤の木に励まされた亀戸天神の藤まつり

昨日は実家へ帰り、亀戸天神の藤まつりへ行ってきました。

藤は残念ながらほぼ散ってしまっていました。

藤の花はほとんど見られませんでしたが、葉の蔓が勢いよく四方八方にぐんぐんと伸び、新緑が眩しく、風にそよいでキラキラと輝いていてとても綺麗でした。
太鼓橋から見た藤棚は葉が生い繁り鬱蒼としていて小さな森のよう。
藤棚の下に入ると、木陰になり涼しくて初夏の爽やかな風を感じます。

藤の花が散ったあとに豆のようなものがありましたが、これは種なのでしょうか?
もう藤の木は来年の花に向けての準備を始めているのですね。

藤の花が見られなかったのは残念でしたが、花が散った後に蔓を伸ばし葉を増やして種をつくり、一つのサイクルを終えてまた新たなサイクルへと移っていっている藤の木に、成長のエネルギーを感じました。

そして子育てを終えて新たな生活が始まった自分の姿が重なりました。

娘が渡英し1ヶ月が経ち、新しい生活にも慣れてきて、新しいことが始まっていきそうなワクワクと子育てを終えた寂しさの両方が心の中でまだ混ざり合っています。
時に寂しさが強くなって、胸がギューっと苦しくなることもあります。
でも時間を戻すことはできなくて、巣立っていった子供たちの幸せを願いながら、私もこれからの私の幸せを探していくしかないんだよなぁと思うのです。

花が散った後にも勢いよくぐんぐんと成長を続けている藤の木に力強く背中を押され励まされた気がして、私も新たなサイクルへとしっかりと踏み出して行こうと思いました。

来年の藤まつりには美しい藤の花と自分らしく幸せに生きている私に出会えますように!

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