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今日の美しい月を、どちらで見ていらっしゃいますか?

今日は連休明けで予想通りに忙しく、立ち仕事で疲れた足で乗り換えのために渋谷で降りて。
いつもは地下道を通るのですが、今日はなんとなく外へ出て見たらビルとビルの間に美しい月が出ていました。

ビルの煌びやかで色とりどりに瞬く強い灯りに負けないくらいに、金色に輝く丸く大きく眩いくらいの光を放つ月の美しさにしばらく足を止めて魅入ってしまいました。
月から届く眩く真っ直ぐな光は、周りの喧騒を消してしまうほどの力強さがあって、ただただ美しくて。
美しい光に包まれて幸せな気持ちになりました。

今日は中秋の名月。
きっと空を見上げて月を見ている方が多くいらっしゃることでしょう。

どこで見ても、たとえビルの隙間であったとしても、月はいつも美しいのですね。
いつも凛として美しくある。

人の創り出した光のなかった遥か昔から、美しく私たちを照らしてくれていた月。
その頃は暗闇のなかでの「灯り」として実用的にも役立っていたのでしょう。
そして人の創り出した光が氾濫している今の世の中でも、変わらずに美しく私たちを照らしてくれていて。
今は「灯り」としての役割はないかもしれないけれど、私たちの心にその変わらぬ美しさでそっと暖かな「灯り」を届けてくれている。

世界がどんなふうに変わっても、変わらずに美しい光を届けてくれる月へ感謝を込めて。

いつも幸せをありがとう。


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