人生史上最悪のリアル
こんにちは、TOMOです。
皆さんにとって人生史上最悪のリアルはどんなものですか?
※リアル:ネットで知り合った人と実際に会うこと。
僕は正直思い出したくありません。
あのリアルのせいで大きなトラウマを抱えてしまったからです。
でも、時々思い出してしまいます。
思い出す度に気持ち悪くなってしまいます。
そんな人生史上最悪のリアルを語っていきます。
1:数学教師A
ネットで知り合ったある男性(以下Aとする)とのお話です。
高校生だった頃、ネットで数学教師であるAと知り合いました。
僕の「勉強を教えてほしい」というツイートがきっかけで、ある日から定期的に勉強を教えてもらうことになりました。
とても丁寧でわかりやすい説明をしてくれるのでどんな問題でも理解できました。
分からないところがあれば、真っ先にAに質問するほど、いつの間にかAに対して信頼を寄せていました。
2:勉強会
そんなある日。
いつも通り勉強を教えてもらっていると、突然「一度会ってみない?二人で一緒に勉強会しようよ。」と誘われました。
何度か通話していたものの、Aの顔は見たことがありませんでした。
顔も知らない相手と会うのは怖かったのですが、勉強を教えてもらっていたこともあったので、断りきれず実際に会うことにしました。
家の近くのファミレスで待ち合わせすることになりました。
僕は少し早めに着いて参考書を広げていました。
すると、背の高い50代ほどの男性が近づいてきました。
「初めまして。よろしくね。」
Aの声でした。
通話越しのAの声は、少し高くハキハキとしていたので勝手に30代あたりだと勘違いしてましたが、外見は想像よりかなり歳を重ねていました。
少し緊張した空気が漂うテーブルで勉強会が始まりました。
いつも通り、Aはわかりやすい説明で勉強の手助けをしてくれています。
初めは目の前にいる男性がAだという実感が湧きませんでしたが、時間が経つにつれ、徐々に実感が湧きはじめていました。
勉強会が終わる頃には、とても満足な気分でした。
やはり、思った通りAはとても良い人でした。
それから、ご飯を食べ雑談をし、帰る時間になりました。
「家の近くまで送ってあげるよ。」
Aはそう言って、僕を車の中に乗せました。
3:地獄のような時間
それからのことです。
突然、Aが僕の身体を触り始めました。
そして体の関係を要求してきました。
僕はその腕を振りほどき、断りました。
しかし、その瞬間、Aは怒鳴り声をあげました。
「時間を返せ!!」
と逆ギレされたのです。
その時のAは僕の知っているAではありませんでした。
怖くなった僕は、車から外に出ました。
「お前ふざけんなよ!!」
また暴言を吐かれました。
それから一言。
「一回話をしよう。」
このまま逃げてしまうと後々大きな問題になる可能性があると考えた僕は、その車に再び乗ってしまったのです。
その車は動き出しました。
よく分からない方向に走っています。
僕はそれからずっと車の中で暴言を吐かれていました。
とても理不尽な内容でした。
地獄のような時間でした。
このまま死ぬかもしれないという恐怖で怯えていました。
4:脅迫
車が動き出して一時間程経った時です。
車は信号で止まりました。
その瞬間、僕は車のドアを思いっきり空けて無我夢中で走りました。
その時後ろから
「これで終わりだと思うなよ。学校にゲイってことをバラすからな。」
と言われました。
それから僕は無事家に着くことができましたが怖くて泣くことしかできませんでした。
これが僕の人生史上最悪のリアルです。
5:メッセージ
いかがだったでしょうか。
思い出したくもない程のトラウマだということが伝わったでしょうか。
僕がこのような話をしたのは、他の人に僕と同じような思いをして欲しくないからです。
このような経験は誰にでも起こりうるということを忘れないでください。
特に若いゲイの皆さんは気をつけてください。
立場も力も弱いので被害に合う可能性が高いです。
自分を守れるのは自分だけです。
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