英語学習のオススメ教材 - TOEIC 410からNY州司法試験に合格するまで
私は社会人になってから社費でのLL.M.留学・NYbar合格に至るまで、様々な英語学習を試してきました。入社時のTOEICのスコアが410点だったこともあり英語には元々強烈な苦手意識があったのですが、それでもなんとか克服をしようといろいろな教材を試しましたので、その中からオススメを紹介したいと思います。
TOEIC 取組期間
私のスタート地点はTOEIC 410点でしたので、基本的な語彙力からやり直しをする必要がありました。そこで以下の単語帳を数回ずつ回しました。(1回で全部覚えようとしても定着させることは難しいので回数を重ねることが大事だと思います。)
いずれも文章の中で単語を覚えられる、というのがオススメポイントです。私は寝る前に単語を一通り学習→朝の通勤時間に音声で文章を聞きながら単語復習&リスニング力強化を図っていました。
TOEIC(R) TEST 速読速聴・英単語 STANDARD 1800 ver.2 (速読速聴・英単語シリーズ)
TOEIC(R) TEST 速読速聴・英単語 GLOBAL 900 ver.2 (速読速聴・英単語シリーズ)
(これらの他に私は同シリーズのDaily、Core、Businessも取り組みました。周辺語彙と言いますか、TOEIC特化でない語彙を身に付けるためには、それらも有用と思います。)
English Grammar in Use
文法についてはこちらがおすすめです。私がオンライン英会話で何人かの講師におすすめを聞いたところ、揃ってこちらを推奨されました。これ自体は英語で書かれているものですので、ある程度学習が進んできた方におすすめです。(初期はForestのように、学生時代に使用した文法書を参照するなどするのが良いかと思います。)
他には公式問題集と以下の教材だけを使いました。
いろいろな教材に手を出す必要はなく、ここまでに紹介したものだけで十分900点は狙えると思います。
TOEFL 取組期間
私はTOEICのスコアが900点を少し超えた段階でTOEFLに移行しました。それでもTOEFL初回受験は60点程度だったと思います。4技能(Reading, Listening, Writing, Speaking)の全てについて能力向上を図る必要がありましたので、いろいろな教材を試しましたが、自信を持ってオススメできるのは次のものです。
語彙強化:TOEFLテスト英単語3800
単語は言うまでもなくこちらがおすすめです。RANK4は必要ないという意見もありますが、個人的にはRANK4も含めて取り組むべきと思います。知っている語彙が多ければ多いほど、特にReadingとListeningはスコアが上がりやすい実感があるためです。
リスニング力向上:TOEFL iBT® TEST リスニングのエッセンス
リスニングはこちらの教材を使ってシャドーイングを繰り返しました。シャドーイングをすると一つの設問でもかなりの労力を使いますので、あまり色んなものに手を出さずに、集中して取り組むことが肝要と思います。
リーディング力向上:Extensive Reading for Academic Success Advanced A Student's Book
とにかくReadingで数をこなすためにこの教材は役に立ちました。シリーズですので1冊やり切ってしまった場合でも次を買えば新しい文章に出会えます。
コミュニケーション力向上期間
米国ロースクールから合格をもらって以降は、試験対策ではなくコミュニケーションのための英語力を身に付ける必要がありました。ここでもいろいろなものに手を出しましたが、以下をおすすめしたいと思います。
リスニング力向上:モゴモゴバスター
リスニング力向上にはモゴモゴバスターがおすすめです。通常の英語を使ったコミュニケーションでは、テストなどで出てくるフォーマルな会話とは違い、単語同士がつながったり、発音が省略されたり、いわゆる「知っている音声」とは違う音になることが多々あります。
それを聞き取れるようになるために必要な知識とトレーニングを出来るのがこのモゴモゴバスターです。
発音矯正:ELSA Speak
自分の発音を自動判定してもらい、正しい発音になるまで繰り返し練習することができます。一つ一つの正確性を高めるため、英語発音に必要な口まわりの筋肉を鍛えるために、非常に効果的だったと思います。課金一択です。
語彙強化:Distinction
いざ留学をしたり、ビジネス上でのコミュニケーションをしたり、という場面では試験対策とは異なる語彙が求められるケースがあります。そうした語彙を習得するのに最も適しているのは、こちらの単語帳です。映画やドラマを見ているとこの単語帳にある表現がたくさん出てきますし、ビジネスの場面でも英語ネイティブが使っている表現がこの単語帳には載っています。TOEFLのスコアメイクが終わった段階で、これに取り組むことを強くおすすめします。
おわりに
やや取り留めもなく、とりあえずオススメしたいものを書いてみたという形になってしまいましたが、どなたかの役に立てば幸いです。ご興味を持って頂けましたら是非他の記事もご覧ください。
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