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読書記録『神主はつらいよ』

知られざる神主さんの日常に
驚いたりニヤけたり。

まず気になっていた『神主になる方法』について。

神主さんになるには2つの方法があって、
・神道系の大学(國學院・皇學館)が設置する
 神職養成課程のある学科を卒業する
・一般大学に通い、神職養成講習会を受講して
 神職資格を取る

養成講座があるんだ!!
知らなかった…。

その講習会に参加するには、
奉職する予定の神社の宮司の推薦状と、
神社庁支部の推薦が必要


普通の人が、なりたくてなれる職業ではない。
やっぱりそうよね、神様にお仕えするのだもの。

神社は私たちの人生に必要なものです。
つらいこと、苦しいこと、
救いのないことに遭遇したとき、
人生が自分の願い通りに進まない時、
私たちの心を支えてくれるのが、
神社にいる神様です。

御朱印
『神社仏閣をお参りした証として授けられる印』
しっかりお参りしてからいただくもの。

賽銭箱にお金を奉納するわけ
『お金はどんな人の間を巡ってきたものか
 わからない穢れたお金も紛れているから、
 穢れたお金を神様に捧げることで
 所有する残りのお金はきれいになる』

今度からお賽銭を入れるときに
「穢れを祓って綺麗にしてください」って
祈りながら入れようと思う。

お守り
『持っている人を守ってくれる存在」
 1年間身につけていることで、
 身に降りかかる災い(穢れ)を吸い取ってくれる』

有効期限は1年…肝に命じて取り替えよう。
古いお守りもずっと持ち歩いていたけれど
神社にお返ししてこなきゃ。

御神酒
『神様と同じお酒を、いただくことで、
 神様のお力を体の中に取り込み、
 健康と開運を願う』

下戸なので、実は年末年始の大歳参りで
振舞われるお神酒をずっと受け取っていなかった
のだけれど、飲めない人は飲むふりをすれば
いいのだそう。
お神酒は全てを飲み干さず、お米を育ててくれた
大地への感謝の気持ちを込めて地面に撒くもの
なので、飲めない私の場合は飲んだふりをして
全部大地に飲んでもらえばいいのか。
捨てちゃうだけなんてもったいないからと思って
受け取らなかったのは失敗だった。
神様ごめんなさい。

おみくじ
『神託(神様のお告げ)
 いつでも見直せるように持ち帰りを勧める』

大吉以外は神社の枝などの結んできていたけれど
今度からは持ち帰ろう。
凶や大凶以外は。

神社は神様のお家
鳥居は神様のお家の玄関

鳥居には、一般社会(俗界)と御神域(聖界)を
区切る結界のような意味があるから
駐車場から横入りなどせずに、
鳥居から入ること必須!!
裏口、勝手口からそっと入っちゃダメだもの。

運気が上がるお参り
・願を懸ける
・お礼参りをする
この二つはセットで行うこと。
『必要とされる人になりたい』と願うこと。

お参りして清々しい気持ちになれる神社に通う
実は私、”護国神社”にはいけない。
なぜかわからないけれど、どこの護国神社でも
鳥居をくぐった途端に肩がず〜んと重くなり、
体も重くなり、頭にも何かが乗っているかのような
体感になってしまって…。
神様に拒否されてるのかな〜と思うので、
鳥居から先には入らないようにしている。

神職
宮司
権宮司(神社の副代表者)
禰宜(宮司の補佐役)
権禰宜(一般職員)
出仕(見習い)

神職の階位
浄階、明階、正階、権正階、直階

階級
特級、一級、二級上、二級、三級、四級

神社本庁が指定する特に重要な神社(別表神社)
の宮司は、明階以上の階位なのだそう。
 川越氷川神社、明治神宮、神田明神、
 鶴岡八幡宮、諏訪大社、三嶋大社など
全部お参りしているところだった(喜)

神職の階級を見極める方法
袴の色を見る
 特級 紋の模様が入った白色袴→全国で100人程
 一級  紫に白色の紋
 二級上 紫に薄い白色の紋
 二級 紫
 三級 浅葱色
 四級 浅葱色
 出仕(見習い)  無地の白
神社に行ったら袴ばかり凝視してしまうかも(笑)

祓え給い     お祓いください
清めた前え    
お清めください
神ながら守り給い 
神様のお力によりお守りください
幸い給え     
幸せにしてください

神社に行きたい!!

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