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Webデザイナー転職の面接対策

こんにちは。tomoです。
制作会社で働き始めてはや1ヶ月、少しずつ社内の雰囲気に慣れてきました。実務での気づきも、今後更新していきたいなと思います。

さて今回は、実務未経験&異業種からのWebデザイナー転職を果たしたわたしが、実際にどんな方法で・どのような対策をして・どれくらい応募して内定を獲得するに至ったのかについて、前後編に分けてお話ししていこうと思います。

では早速本題に入ります。

まずはじめに

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まずは一番理解しやすいので、結果から見ていただこうと思います。

活動期間:2020年10月〜2021年1月(4ヶ月)
応募総数:62社
選考数:14社
内定数:4社

転職活動を始めた当初は年内の転職を目標にしていましたが、なんやかんやあり、結局年を越しての活動終了となりました。わたし個人の話をするとこれが3回目の転職なのですが、結果的に今までで一番長い転職活動となりました…。

また応募数に関して、エージェントを利用して応募したものは含んでいません。というのもほぼ推薦不可で応募することすらできなかったからです…これに関しては後ほど詳しくお話しできればと思います。

実際に内定をいただいた企業と職種をざっとご説明すると

1:創業約50年の制作会社・従業員数30名程度・総合職
2:創業約40年の制作会社・従業員数20名程度・デザイナー
3:創業約25年の制作会社・従業員数20名程度・アシスタントデザイナー
4:創業約15年の制作会社・従業員数20名程度・アシスタントデザイナー

こんな感じです。タイミング的には、活動を始めて1ヶ月以内に2社、年を越して1月に2社内定をいただきました。年末年始は企業がバタバタしていることもあり、選考が鈍化する印象はありましたね。

スマートに転職するなら、時期も加味する必要があるといったところでしょうか。なかなか難しいところではありますが。


その1:転職サイト

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いざ転職しようと思ったら、まず眺めるのが転職サイトですよね。そこでわたしが実際に利用していた転職サイトを応募数順にまとめてみました。

【利用していた転職サイトまとめ】(応募数順)
1:マイナビ 28社
2:FIND JOB 11社
3:Green 9社
4:リクナビ 8社
5:コーポレートサイト 4社
6:type 2社

「コーポレートサイト」は転職総合サイトではないのですが、応募する上で経由するものの一つとして含ませていただきました。

そのうち実際に選考に進んだ数を考慮し、上記サイトを書類通過率順で記載し直すと下記のようになります。

【利用していた転職サイトまとめ】(書類通過率順)
1:コーポレートサイト 50%
2:リクナビ 25%
3:Green 22%
4:マイナビ 18%
4:FIND JOB 18%
圏外:type

もちろん書類通過率は各個人の能力と企業のマッチ度によって変わるので、一概にどこを経由すると通過率が良い!とは言い切れません。なのでここでは、あくまでも企業からの反応が得やすい応募経由という捉え方で眺めていただければと思います。

そこで一覧を見ると、「コーポレートサイトめちゃいいやん!」となりますよね。実際twitterを見ていても、エージェント経由の応募に対し直接応募の方が企業側の費用負担が減るため反応が良いなどのコメントを見かけます。

わたしの場合4社しか直接応募していないのですが、それでも2社選考が進み、1社内定をいただいているため、反応がいいこと自体は頷けるような気がします。その他のサイトに関しては20%台で前後しており、数字的には大きな差はないのかなと思います。


その1ー1:使いやすさや求人数

では実際に各転職サイトを利用してみてどうだったのか、各サイトの特徴や印象についてお話しします。

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●マイナビ・リクナビ
応募数順の記載でも分かるように、転職活動当初、わたしはマイナビをメインに利用して転職活動をしていました。その理由はサイト自体が使いやすく、求人数が多かったからです。

マイナビやリクナビなどの大手転職サイトの強みといえば、やはり信頼性のある企業の求人を多く置いている・履歴書や職務経歴書を細かく記入できる・サイト自体が使いやすいといったところだと思います。
選考のステップも明瞭で、どの企業に応募しても同じステップを踏んで選考が進むところが、企業差などがなくわかりやすいポイントだと思います。

欠点をあげるとすれば、ITやWEBに特化したサイトではないため、やはりその専門の転職サイトに比べると求人数で劣るというところでしょうか。またある程度資金力のある企業は掲載できるけど、少人数のベンチャーなどは掲載できずに数から外れてしまうといったところがあるのではないかなと思います。

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●FIND JOB
恥ずかしながら今回の転職活動で初めて知った転職サイトです。ITやWEB業界に特化した求人情報を多く掲載しており、印象としては小〜中規模の企業の求人が多いかなといったところです。この点が大手との違いでしょうか。

「スキルシート」という物で自分の能力を企業にアピールできるのですが、IT・WEB特化の転職サイトということもあり、それにまつわるスキルがないと逆にアピールしづらい作りになっています。

大手では過去の販売スキルや営業スキルも、(総合サイトということもありますし)自分の能力としてアピールできるのですが、FIND JOBだと販売で培ったスキルなどはアピールできません…!これは異業種転職では痛いですね…。

とはいえ、チャット形式でスピード感を持って企業とやりとりできるので、この点は使いやすかったなと感じます。

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●Green
こちらもIT・WEB業界に強い転職サイトになります。何より求人数が多い!のが特徴です。特にできて数年の、小〜中規模の若く勢いのある企業の求人が多かった気がします。

職務経歴書・履歴書は自由記述できる欄があるため、IT・WEBに限らずアピールできることは盛り込めます。また「応募する」ボタン以外に「気になる」ボタンというものがあります。

「いきなり応募するのはハードルが高いけど気になる」「応募の資格があるかわからないけど興味がある」などの応募者の気持ちを「気になる」で企業側に通知することができ、マッチ度によっては企業から連絡をもらうことができるのが特徴です。

実際わたしも気軽にポチポチ「気になる」で保存していたら、企業側からご連絡をいただき選考に進んだこともありました!ので、ライトにさくさく活動するのに向いているサイトだと思います。

ただ企業によって選考の進め方が異なるので、選考だと思ってたら顔合わせだった(逆もしかり)、ということもあるので注意が必要です。


その2:エージェント

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転職活動の強い味方、エージェント。
闇雲に応募するよりも、優良な求人に出会い、きちんと準備をした上で選考に進みたいですよね。後のやり取りはエージェントにお任せ!なーんて。

わたし自身も、個人で応募するにも求人数が少なく、エージェントを利用した時期があります。とはいえ使ってよかった!とは言い切れない結果でしたので、そのことについてここでお話しします。

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●そもそも土俵に立てない
エージェントから紹介された大量の求人。まだこんなに求人があったのか!と一生懸命時間をかけて企業選びをし、応募したいとエージェントに伝えたものの、結果は全て「推薦不可」

そう。そもそも土俵に立てない問題がエージェント利用にはあったのです。

基本的にエージェント側としては「なんとかして求職者を転職させ(てあげ)たい!」という考えがあります。なので紹介される求人数はかなり多く、応募数もそれなりの数を要求されます。数なきゃ玉は当たらない、という考え方ですね。

とはいえエージェント経由で求人を公開している企業は、それなりのレベルの応募者を必要としていることが多いです。なぜなら冒頭でもお話ししたように、それ相応の費用をエージェント企業側に支払う必要があるからです。

なのでとりあえず求人をたくさん出したものの、実際には企業の求めるレベルに達していない、紹介できるレベルに達していない、ということが頻発します。結果、「推薦不可」が大量に返ってきてしまうわけですね。ぴえん。

なので同業種での転職や、スキルに自信のある方でもない限り、(時期的な問題もあるかもしれませんが)エージェントを利用しての転職はあまり実りがないのでおすすめしません。

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とはいえ、利用してよかったと思うこともあります。それは履歴書・職務経歴書の添削です。

わたしの場合TECH CAMPで用意された職務経歴書のテンプレを利用していたのですが、活動を2ヶ月ほど過ぎたあたりから改善が必要なのではないかと感じ始め、エージェントの方に添削をお願いしました。

さすがプロだけあって、様々な改善点が上がってきます。一般的な職務経歴書の考え方だけでなく、その時の業界の求人状況なども加味しつつアドバイスをくださるので、安心して職務経歴書を書き換えることができました。

特に転職活動は孤独との戦いですので、身の回りに相談相手がいるだけでも精神的に支えになると思います。その点でエージェントを利用するというのも一つの手かもしれません。


まとめ

サイトとエージェントの話だけでだいぶ長くなってしまいましたが、結論エージェントを質の部分で利用しつつ、量の部分では自己応募で進めるのが一番良いのではないかと思っています。

コロナという状況下でWebデザイナーを志望する人がどっと増えたと聞きますので、選考自体は厳しい状況が続くのではないかなと思います。ただその中でもレベル差がありますので、少しでもスキルがついていると優位になりやすいのではないかなと思います。

次回は引き続き面接対策の後編で、今度は具体的な志望動機の考え方や事前準備についてお話ししようと思います。
お楽しみに!



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今回の記事の挿絵は全てunDrawを使用しています!商用利用可能ですので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

イラスト:unDraw

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