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メッシの退団はあるのか。【中にはあの日本人も】ワンクラブマンに成り得なかった選手達

ユベントスやマンチェスター シティなど、様々な移籍の噂が広がっているリオネル・メッシ。バルセロナ一筋のレジェンドは果たして移籍を決断してしまうのか。この記事では、ワンクラブマン(1つのクラブでプレーを続けた選手)にならなかった選手を紹介していこうと思う。

ダニエレ・デ・ロッシ

ローマ一筋だった元イタリア代表デ・ロッシ。在籍年数は18年。引退も頭にあったそうだが、刺激的な挑戦がしたいという欲求が勝り、アルゼンチンの名門、ボカジュニアーズに移籍した。無類のサッカー好きが伺える。今年に入ったタイミングで現役引退を公表した。

マルケル・スサエタ

日本の皆さんには馴染みがある名前である。22年間在籍したクラブ、アスレティック・ビルバオからガンバ大阪に移籍。ビルバオ時代には史上5人目となる500試合出場を成し遂げており、クラブのレジェンドと言っても過言ではない。理由としては移籍元々日本に関心があり、オファーが届いた時にすぐさま移籍を決断したという。しかしチームにうまくフィットできず、わずか半年で退団。現在はオーストラリアのメルボルン シティに所属している。

ベネディクト・ヘーヴェデス

シャルケ04の不動のCBとして活躍。元日本代表内田篤人とも長年プレーした選手だ。2014ブラジルW杯ではドイツ代表のLSBとして優勝に貢献。在籍年数は11年。2017年にテデスコ監督を招聘したシャルケだったが、構想外としたヘーヴェデスから主将を剥奪し、レンタルでユベントスへ移籍させた。1年間でレンタルバックしたが関係は変わらず、現在はロコモティフ・モスクワに所属している。

アンドレス・イニエスタ

皆さんご存知、イニエスタ。あのワールドクラスがヴィッセル神戸に加入して早2年が経とうとしている。在籍年数は22年。バルセロナでの晩年はパウリーニョ、ラキティッチ、ブスケツ、ビダル、アルトゥールらとのポジション争いで引けを取り、出場機会が減少していた。世界最高のクラブであるFCバルセロナの選手として相応しいプレーをするのが難しくなり、そんな自分が許せないという理由から、2018年5月20日レアル ソシエダ戦を最後にバルサのユニフォームを脱いだ。

中村 俊輔

例外になるが、個人的に紹介しておきたい。横浜Fマリノスでプロデビュー。そこからレッジーナ、セルティック 、エスパニョールと欧州の複数クラブを渡り2010年に横浜Fマリノスに復帰。優勝争いに貢献するなど日本ではマリノス一筋で、誰もが引退まで在籍すると感じていただろう。しかし、クラブフロントとの確執が原因となり2016年にジュビロ磐田に完全移籍。現在は三浦知良、松井大輔らが所属する横浜FCでプレーしている。

最後に

過去に共にプレーした仲でもある、クラブSDのアビダルとのトラブルが原因で数々の移籍話が取り糺されているメッシ。恩師グアルディオラも「彼がバルセロナに残る事を願う」と述べているように、こう感じるサッカーファンも少なくないだろう。バルセロナとの契約は2021年6月まで。クラブの生きる伝説はカンプ・ノウでプレーを続けるのか。果たして。