可愛くなかったような気がする。


僕には現在二歳の甥っ子がいます。
末っ子で親戚の中でも一番の年下な僕なので
はじめて自分より年下の親族が甥っ子になります。

今までは小さい子とどう接すればいいか
どんな話題がいいのか。
何すれば喜んでくれるのか。
そういうことが全く分からず慌てるのみ。
子どもからすればこんな年上は頼んないと思うかもと
勝手に決めつけてしまい、
自ずと小さい子と関わるのが苦手と決めつけていました。

だから、甥っ子が生まれたときは生まれてきてくれた
うれしさや楽しみな気持ちと裏腹に、
どう接していけばいいのか?
泣かれたらどうしよう?
なんてマイナスな想像もしてしまっていたのです。

でも、そんな心配は初対面で吹き飛んでしまいました。
僕の不安を吹き飛ばすほどに可愛いのです!
ずっとニコニコしていて、小さい手で強く指を握る姿に
楽しみな気持ちと小さいけど力強く生きている姿に感動したことを覚えています。
今は、2歳になり走り回ったり、少しづつ会話できるようになり、
こんなに短期間で成長するのかと驚かされるばかりで、
自分もまだまだ成長しないとと、20歳年下に気づかされることが多々あります。

そんな甥っ子なのですが、僕なんかよりもさらに可愛いが強い人たちがいます。
僕の両親(甥から見ておじいちゃん、おばあちゃん)でございます。
生まれる前から会う日を心待ちにしていて、今では毎日写真や動画をみて
「かわいい!かわいい!」の毎日です(笑)
両親を見ていると「孫ってこんなに可愛いものなんか。」と思いました。

そんな両親を見て最近考えることがあります。
#おじいちゃんおばあちゃんへ
僕のおばあちゃんは病気で老人ホームに住んでいました。
年に数回訪れていたのですが、なぜか怖い場所と思っていて、
あんまり行くのが好きではありませんでした。
おじいちゃんには両親が仕事の時に家で自分を預かってもらうことがあったのですが、テレビでアニメを見たり、ゲームしたりと
おじいちゃんとの会話が少なかったと今になって思います。

僕のおじいちゃん、おばあちゃんはそんな自分が可愛かったのかな?
って最近特に思います。
今の両親の可愛がりぶりを見ていると、おじいちゃんとおばあちゃんも
同じぐらい僕を可愛がってくれていたなら、愛情にうまく答えられていない孫だったのかな。
そんなことは考えても仕方ないし、多分2人はそんなこと思わないと思うけど、2人とも亡くなってしまった今だともっと色々な話をしていたらよかったなと少し後悔があります。

そんな孫ではあるけど、二人とも見守ってくれていると信じています。
社会人になった今、叶えたい目標もあります。
たぶん人生を通しての挑戦です。
その他にもやりたいことがめちゃくちゃあるんですよ。
全部叶えれるかはわからないです。
でも全部に挑んで人生を一生懸命に生きれば
少しは成長した姿を見せることができると信じています。
僕は人生終わるその日までチャレンジするような人間になりたいです。
その時は成長した姿で子どもの頃を取り返すほど喋りたいと思います!

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