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013 『一芸に秀でた子を育てる』思いになった私の子ども時代

前回、「012 『一芸に秀でた子を育てる』ための叱らない育児 」として、
⑤個性を尊重する。例えば洋服の場合
⑥旅先ではさまざまな体験を
⑦自由と責任を
について書きましたが、それから5ヶ月が経ってしまいました。
書こうと思ったのだから、素直に書けば良いのに、自分自身に自信が持てたり持てなくなったり。割と精神的にもろいタイプなので、急にこうやって向き合えなくなる時があります。

とにかく私は、自分に自信がありません。いわゆる自己評価が低いです。

前回ご紹介した「子育てハッピーアドバイス」に、親から否定されて育つと自己評価が低い子になる、とありましたが、それを呼んで合点がいきました。

泳げなかった私が、一生懸命50m泳いだら「あんなの泳ぎじゃない」、学年で1番の成績をとっても「維持しないと意味がない」、とにかく成果に対して褒められた記憶はないどころか、けなされてきました。

「○○ちゃんのお母さんがあなたのこと褒めていたわよ」と、他人に褒められるのは嬉しいようですが、だからといって私には報告するだけです。

小学生の時、「洗濯物を干して」と頼まれて、やり方とか教えてもらったこともないのに、見よう見まねで干したら、無言ですべて外されて、やり直されました。

「お母さんの作った○○が食べたい」というと、「面倒くさい」と言って終わりです。
だから私は、「面倒くさい」と言う言葉が一番嫌いです。相手を最もがっかりさせる言葉だと思います。

そんな感じなので、大人になった今でも、人の顔色がいちいち気になり、ビクビクしています。

大学4年の時も、大学の教授から大学院を勧められ、推薦を頂けると言うことだったので、私も大学院に進みたかったのですが、親が反対。自分で学費を稼ぐと言っても許されず、諦めた頃に、「行っても良いぞ」と言われましたが、内部進学の手続きの締め切りはとうに過ぎていました。

そんな自分なので、子どもには同じ思いをさせたくないという思いから、子どもの思いや行動を否定しない、やりたいことを可能な限りさせる。この2点を常に頭に置いて、子どもたちと接するようにしています。

長くなってしまったので、
⑧工夫する力を育てる
⑨金銭感覚を養う
等については、次回に。

「一芸に秀でる子」をモットーに、部活のために中2から私立に転校して寮生活を送っている中3、受験勉強を自ら希望し、読書力だけで乗り切ろうとする小6、彼氏アリのおしゃまな小2の三姉妹を育てる母です。普段は、書籍などのデザイン・編集・雑用をこなす、獅子座のAB型です。