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【アイドルと恋愛~必要なのは僕らファンの精神的成熟~】

考えたら、結婚してもNegicco、ももクロメンバーとも、可愛さ、性格の良さは一切変わらなかったし、推すのに何の問題もなかった。パフォーマンスも変わらなかったどころか向上さえした。

やっぱり本人が幸せになってくれるのが、本人、ファン双方にとって良いことなのだろう。

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有安さんだって、2018年3月15日、インスタグラムで僕らの前に戻ってきた時、僕らは思った。「有安さん、さらに可愛くなっとる」

結局、有安さんはパートナーを得て幸せになったからこそ、さらに可愛くなったのだ。それにパフォーマンス、表現活動をする人にとって、恋愛や結婚というプライベートが充実していた方が創作にプラスに働くのは容易に想像がつく。

そう考えると、僕らがアイドルの恋愛に反対する理由は「ファンとしての独占欲」「清純さという幻想の維持」しかない。果たして、それにどれだけの価値があるのだろうか。アイドルの人生を犠牲にしてでも確保しなければいけないものなのだろうか。

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結局、有安さんがあれだけ叩かれたのは、ももクロ卒業のタイミングというのもあるが(タイミングについてはむしろ運営側の問題)、恋愛禁止という人権無視の不文律による理由が大きい。

もう日本のファンも欧米並みに、「人間なんだから恋愛くらいして当たり前」「というかそれが人権ってもんでしょ」という意識に変わっていかなければいけないのだろう。

つまるところ、僕らファンの精神的な成熟が求められているのだ。

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