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ここが私のパラレルワールド、韓国。

今回は、私が初めて韓国旅行をしたときに感じた「不思議な感覚」のお話。

初めての韓国旅行に至るまで。

私が初めて韓国旅行をしたのは、2022年。
それまで韓国にはあまり興味がなくて、旅行先の選択肢に韓国が入ることはまずなかった。なんとなくざっくりと韓国は町も人も日本と似ているし、どうせ海外にいくんだったら、もっと異国を感じるところがいい!と思っていたから。
だけどコロナが始まる少し前から、テレビで韓国でのショッピングや食事の映像を見て、なぜかとても興味が出てきた。コロナ禍にBTSにはまったのも大きいかもしれない。コロナが明けたら、まずは絶対に韓国旅行から!と決めていた。近くて安心感もあるしね。

各国の入国規制も緩和されてきて、韓国出国時のPCR検査の必要がなくなったタイミングで、今だ!と航空券とホテルを予約。入国に必要な手続きや、書類を準備し、YouTubeで韓国関連の動画を見漁り、行きたい所のリストアップ、必要そうな韓国語の勉強をして、毎日毎日韓国のことを考えて過ごした。

いざ韓国へ!そして不思議な違和感。

そしていよいよ旅本番。
入国後のPCR検査などを済ませて、いざソウル中心部へ。
空港からの電車では日本語アナウンスもあって、まだ韓国感をそこまで感じていなかった。だけどソウル駅からホテルの最寄り駅へ向かうあたりから、なんだか不思議な感覚に。

地下鉄の風景や人が行き交う感じはほぼ日本なのに、なんか違う。
どこもかしこも異国の文字で、人々が話す言葉を理解できない。
私はいつもの日常なのに、世界のなにかが変わってしまったような。
ちょっと遠くに遊びに来たら、なにか不思議な世界にきてしまったような。
目が覚めたら、別の世界線にいたような。
世にも奇妙な物語か、はたまた千と千尋の「トンネルのむこうは、不思議の町でした。」的な感覚。

これまで似ているからと興味を持たなかった韓国だけど、似ているがゆえの不思議な感覚。とってもおもしろい感覚。

韓国で同じような感覚になった方、たくさんいらっしゃるんじゃないかな?どうなのかな?

この感覚は、韓国以外では感じることはできないんじゃないだろうか。
台湾も似ていそうだけど、昔訪れた時はこんな感覚にはならなかったな。

韓国、大好き。私のパラレルワールド。

実際に訪れた韓国は、日本に似ている部分もあるけれど、下町や伝統的な建物が残る街並みや文化はやっぱり日本とは違っていて、その雰囲気にすっかり虜になってしまった。食事もどこも美味しくて、カフェ好きにはたまらないおしゃれで美味しいカフェの宝庫。滞在中、パンやスコーン、ケーキばかり食べていた気がする。笑

すっかり韓国にはまった私は、今年の5月に3回目の渡韓を果たしたのだけど、韓国に行くと旅行をしているというより、そこに暮らしているように過ごしたくなる。多分、有名な観光地を次から次へ巡るというより、ショッピングやカフェでのんびりすることが多いから。それゆえ旅行感も他の国に比べて少ないのだと思う。一生のうちで再び来ることはないかもしれない遠い国と違って、どうせまた来るから今度にしよう、と色々行くところを詰め込まなくてすむのもいい。(本当はどの国に行っても、そうやって過ごすのが理想なんだけど…)

韓国は何度行っても、別の私を疑似体験させてくれる。
韓国で生きている別の私、的な。
ほどよい現実感と、現実じゃない感。
日本の私が嫌いというのではなくて、別の世界に入り込むのが好きなんだよね。だからディズニーとかUSJみたいなテーマパークも好き。

いつか1ヶ月くらい滞在したいなー。
年内にあと一回は行きたいなー。

こんなにハマると思わなかったなー。韓国。

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