今週の相場振り返り(2020/9/21~9/25)ギンズバーグ連邦最高裁判事の後任問題で米与野党対立
こんにちは、tomoです。
先日死去したルース・ギンズバーグ連邦最高裁判事(RBG)の後任にトランプ大統領がエイミー・バレット氏(48)を指名する方針だと伝わってきました。野党・民主党は大統領選の勝者が、ギンズバーグ氏の後任を指名すべきだと主張しており、議会手続きでは与野党の激しい対立が予想され経済対策の交渉が遅れる可能性が出てきました。大統領選前の米国株式市場にどういう影響を与えるでしょうか?
さて、今週の相場の振り返りです。
米国株
ダウは今週も売られましたが、週末は反転して終わりました。
しかしながら依然として雲の中で60日線に抑えられています。
パラボリックも陰転のままで、基準線を超えてくるまではロングは要注意でしょう。当面の下値目途は、26500あたりの200日線でしょうか。
出所:TradingView
NASDAQも今週は弱い動きでしたが、週末は反転しました。
しかしながら依然として雲の中で60日線に抑えられています。
パラボリックも陰転のままで、基準線を超えてくるまではロングは要注意でしょう。11200を超えて、パラボリックが陽転し基準線を超えてくれば買い方が優勢になりますが、大統領選を前にボラタイルな相場が予想されますのでポジション量は要注意です。
雲を下方ブレークした場合は、10000ドルの節目が意識されます。
なお、ラインブレーク(新値足)は週末陽転しましたね。
出所:TradingView
S&P500の週次のマップです。アップル、アマゾン、MSの上げが目立ちます。
Fear & Greed Index は52(Neutral)から49(Neutral)で過熱感はなくなりました。
VIX指数(恐怖指数)は25.83で終わりました。
出所:TradingView
「VIX指数」(恐怖指数)
数値を1年間の営業日数260の平方根の近似値16で割ると、直感的に理解しやすい。
例えば20の場合、16で割ると1.25となり、おおよそ「7割弱の確率で相場が1日に上下1.25%の
範囲で動く」と予想されていることを意味する。
Fear Level グラフは以下のとおりで特にコメントすべき点はありません。
米国市場の株価急落を予兆するヒンデンブルグオーメンは無点灯です・
日経平均
日経平均先物は引き続きレンジの動きです。
23500より上にはなかなか超えられません。
60日線をサポートにしています。パラボリックも陽転状態が続いています。
60日線を明確に下回った場合には22000円ぐらいまでの下げはありうるでしょう。
出所:TradingView
マザーズ指数は今週も20日線をサポートに高値更新の動きが続いています。個人投資家の投資意欲は強いですね。
出所:TradingView
騰落レシオはとなりますが現在118.94で、過熱ゾーンに近付いています。
120以上で買われすぎ80以下で売られすぎの目安
日経VIは23.8(先週24.55)とほぼ横ばい。
出所:TradingView
日経平均のPERは業績悪化でEPSが低下しているにもかかわらず株価は下がっていないので23.25倍まで上がっています(14~16が標準)
投資主体別売買動向は、海外投資家は売りへ、個人も売り、信託銀行(年金)も売りです。利益確定モードでしょうか?
米10年債金利
利回りはほぼ横這いです。
出所:TradingView
ビットコイン
引き続き雲下での動きです。
出所:TradingView
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金
金は雲を下方ブレークしました。200日線ぐらいまでの下げもありえそうです。
出所:TradingView
原油
40ドルあたりで膠着状態です。
出所:TradingView
USDJPY
104円にタッチして円安の動きになりました。基本雲の下で円高の動きだとは思います。
出所:TradingView
EURUSD
60日線を割れこんできました。雲の下限を守れるか注目です。
GBPAUD
雲まで戻してきました。
出所:TradingView
EAの成績
EAランキングです。BeeTwoのロスカットでやられました。BeeOneと相関が高いのでBeeTwoのロットは3分の1に減額します。好調なのがPips Miner SummerとMLSでした。
(参考)コロナウィルスの状況
米ジョンズホプキンズ大学調べで、世界全体で感染者数は3258万人を超えました(先週3053万人、先々週2833万人)。死者は98万人(先週95万人、先々週91万人)を超えました。死者は一週間約4万人のペースで増えてます。いつの間にかインドが感染者数世界2位になりました。
日本の感染者数も80098人(先週73603人、先々週65351人)(東洋経済)。今週は一週間で7000人のペースで先週よりペースは下がりました。
〇米ジョンズホプキンズ大学システム工学センター(CSSE)
https://www.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6
○世界の状況
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-world-map/
○日本の状況
https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/
〇東京の状況
3962チェンジ きれいなチャートがまだ続いています。
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