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今週の相場振り返り(2020/11/9~11/13)ファイザーのワクチン期待、バイデン勝利確定、コロナは感染再拡大

こんにちは、tomoです。

米製薬ファイザーなどが開発する新型コロナワクチンへの期待を背景に、今週は年初から売り込まれていたバリュー(割安)の金融や資本財関連の銘柄が軒並み急騰しましたね。でもこのワクチンはマイナス70度で保管する必要があるらしく、なかなか広く展開するのには課題がありそうです。

米大統領選は、一部の州で再カウントするらしいですが、バイデンの勝利は確定しました。有権者ベースの投票数は拮抗していることから負けず嫌いのトランプも負けたとは思えないのでしょうが、さてどこまで粘るのか?その間に中国がいろいろな手を打ってきているのが気になります。

では、今週の相場の振り返りです。

米国株

ダウは、5日線の上でほぼ推移しました。強い動きです。9月の高値も超えてしばらくは強い動きでしょう。売り込まれても200日線はサポートとして機能しています。RCIが売られすぎ水準に入って、そこから反転するところをとらえたいて投資したいものです。

                        出所:TradingView

NASDAQは一時9月高値を超えましたが、そこからは売られました。しかしながら20日線の上で推移ししています。
雲の上で推移している限りはロング継続でいきたいところです。雲下限11200を明確に下回った場合は、いったん逃げて、RCIやRSI等のオシレーターを確認して反発したところを狙いたいものです。なお、ラインブレーク(新値足)は11004を下回ったら陰転します。

                          出所:TradingView

SP500も一時9月高値を超えましたがそこで利益確定の売りが出ましたが、しかしながら5日線の上で堅調に推移ししています。
3500を明確に下回らない限りロング継続でいきたいところです。

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                        出所:TradingView

S&P500の週次のマップです。AMZN、FB、MSFTのIT大手系は売られました。

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Fear & Greed Index は40(Fear)から59(Greed)へ上昇しました。

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VIX指数(恐怖指数)は24.86から23.1まで下げました。

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                        出所:TradingView

VIX指数」(恐怖指数)
シカゴ・オプション取引所が公表しており、米国S&P500 がどれくらい変動するかを表す指数です。数値が高いほど大きく変動すると投資家が予想していることになります。
通常 10〜20 程度で推移すると言われていますが、ショック時には大きく上昇します。
投資家の不安心理を表すものという意味で、恐怖指数とも言われます。

数値を1年間の営業日数260の平方根の近似値16で割ると直感的に理解しやすいです。
例えば20の場合、16で割ると1.25となり、おおよそ「7割弱の確率で相場が1日に上下1.25%の
範囲で動く」と予想されていることを意味します。

Fear Level グラフは以下のとおりです。

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米国市場の株価急落を予兆するヒンデンブルグオーメンは無点灯です。

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日本株


日経平均先物はバブル崩壊後高値を更新しています。26000円を前にさすがに利益確定してきていますが、基準線24388を明確に下回らない限りロング継続でしょう。

                       出所:TradingView

マザーズ指数は雲の上限あたりで推移しています。20日線や基準線に抑えられています。本60日線をサポートにした上昇局面だと思いますが、雲を割り込んだ場合は、要注意です。

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                       出所:TradingView

騰落レシオは88.15で過熱感はありません。

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120以上で買われすぎ80以下で売られすぎの目安

日経VIは20.45まで下げました。プットオプションの買いを仕込みたい水準ですね。どうなるやら。

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                      出所:TradingView

日経平均のPERは23.6倍という高い水準です(14~16が標準)。EPSは好決算企業もあり上昇してきています。

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投資主体別売買動向は、海外投資家が買い越しに転じています。個人は売り越しへ、信託銀行(年金)は売り越しです。

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ご参考までに投資主体別売買動向の特徴がモーサテサタデーで紹介されていました。詳細はこちら → 

信託銀行の区分には裏に企業年金等の長期投資系の機関投資家に数字が入ってますので注目です。

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米10年債利回り

利回りは0.903%と上昇してきました。低金利を支えにナスダックが上がっていましたので、株への悪影響が懸念されますね。

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                                                                               出所:TradingView

日本10年債利回り

利回りは0.022%で横這いです。

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                         出所:TradingView

ビットコイン

転換線をサポートにした強い動きです。基準線を下回らない限りロングでしょう。

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                          出所:TradingView

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雲の下に売られました。

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                       出所:TradingView

原油  

値幅の小さな動きが続きます。

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                        出所:TradingView

USDJPY

円高の動きと思われます。

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                        出所:TradingView

EURUSD

雲のあたりの狭いレンジの動きです。

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                      出所:TradingView

GBPAUD

20日線で抑えられている動きです。

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                        出所:TradingView

(参考)コロナウィルスの状況

米ジョンズホプキンズ大学調べで、世界全体で感染者数は5382万人を超えました(先週4985万人、先々週4559万人)。5000万人超えました。死者死者は131万人(先週125万人、先々週118万人)を超えました。死者は一週間約6万人のペースです。

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日本の感染者数も114663人(先週105511人、先々週98321人)(東洋経済)。今週は一週間で9100人のペースとなりまたかなりペースが上がってきました。どうなることやら。

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〇米ジョンズホプキンズ大学システム工学センター(CSSE)

https://www.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6

○世界の状況

https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-world-map/

○日本の状況

https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/

〇東京の状況

東京都新型コロナウイルス感染症対策サイト


【備忘メモ】前週比値上がり株 四季報オンライン

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【備忘メモ】前月比値上がり株 四季報オンライン

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