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ハイコンテクストとローコンテクスト

保護犬を家族として迎え入れた。
家族といっても一人と1匹の家族だ。

なぜ、私が動物を飼うのかというと、はじめてネコを飼った時に「人に優しくなれたから」だ。
現在その猫とは大人の事情で離れ離れになってしまたのだが、前回は猫から学んだので、今回は犬から学びたく、保護犬を向かい入れた。

名前はLOVELY(ラブリ)っていう。
一切吠えず、おとなしい子だ。

おとなしいだけに何を考えているかよくわからない。
よくよく考えれば、人間でも思ってること全部口に出して言わないよな、と。

だから、日本語以外の言語ができる、英語が話せると言っても、それはコミュニケーション力が高いというわけではない。
全員が全員、思っていることを言語化するわけじゃないから。

異文化間コミュニケーションを勉強すると、「ハイコンテクスト」と「ローコンテクスト」というものを学ぶことになる。

「ハイコンテクスト」とはいわゆる日本人のことだ。
「ローコンテクスト」とは例えばドイツ人のことを指したりする。

日本人は、一を言えば十を知る民族。言葉の裏の裏を読みまくる。
ドイツ人は、一を言えば一だけ理解してくれる民族。伝えたことを確実に実行してくれる。伝えたことだけを。
もちろん人によってばらつきはあるが、一般的にはそう言われている。

真の国際人になりたければ、民族によって異なるハイ・ローコンテクスト度合いを知っておく必要がある。
同じリクエストでもそれを引き受けた人によって、生じる結果が異なることを理解する必要がある。

ゆえに、グローバルを舞台に活躍したい人は、「異文化間コミュニケーション」について一度は正しく知識で学ぶ必要がある。
現場で学ぶというよりも、一度正しく研修を受けるなどして学ぶことをオススメする。こういうのは一度正しく専門家から学ぶべきだから。

英語が理解できなければ英語を話す人たちとコミュニケーションが取れない。
しかし、それだけではダメだということだ。

うちのラブリを理解するにはスーパーハイコンテクストな人でなければならない。彼女は言語も発しなければ吠えもしないからだ。そして表情も変わらない。。
めちゃくちゃチャレンジングな関係だが、一つ屋根の下、楽しくやっていくため、私自身が折れようと思っている。

最近ちょっとちっちゃいシャツを買ってしまった。着せたらピチピチだ。でも何も言わない。もしかしたら怒ってるかもしれない。

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