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【クリエイティブな仕事をビジネスにする方法】一人でもお客さんがいるなら大事にしよう

クリエイティブな仕事をいかにビジネスにするかについて、今までの経験を元にお伝えしています。

今回は、「一人でもお客さんがいるなら大事にしよう」ということについて。

先日、知人がコンサルタントしているこれからビジネスをスタートしようと考えている方にいろいろアドバイスをしていたらしく、サービスをスタートする前にテストで「無料」でサービスを提供していたところに、30名ほど依頼があったとのことでした。おそらく無料だから来ているのかわかりませんが、30名も来たら、そこからニーズを探ったり、今後どのように展開していくかなどサンプルになると思うのですが、その方は「その人たちは自分のお客さんではない」と言っていたらしく、とてももったいない人だなと感じたそうです。物の考え方になってきますが、「30名も来てくれた」と思うか、「30名しか来てくれなかった」と思うかで、いろいろ変わってくるのではないでしょうか。私は「30名も来てくれてありがとうございます」と思いますし、1名でも来てくれたら自分のお客さんになってくれてありがたいと思います。

やはり目の前にいる自分のお客さんを大事にできない人に、その先のお客さんも大事にできるとは思えません。私は必ず発注をいただいた方に軽い会話で「どうして選んでもらえたか?」を確認するようにしています。会話の中で発見ができることが多く、そこに反応してくれたんだと気付かされることが多いので、必ず聞くようにします。そうすることで、そこをアピールすればいいんだと思いますし、そこから発展することも多いです。

自分の売りは、自分ではなく他人が見つけてくれます。その流れに従っていると、自分がどういう場面でどのように必要とされているかを発見することができるからです。特にビジネスにおいては「ニーズ」が大事です。ニーズあってこその自分だと考えることで、何を求められているかがわかってきます。そこからお客さんを増やしていくというのが1番良いでしょう。やりたいことや好きなことを優先するのも良いですが、ニーズとマッチしていなければそこから先はなかなか増えていかないでしょう。思いもよらないところで必要とされているケースがあります。

目の前にいる一人のお客さんを大事にできないような人に、ビジネスは難しいと私は考えています。知人でデザインの仕事をしている方がいますが、その方は20年以上続いている会社の代表の方で、顧客がすごく多いわけではないのですが、長く続いている顧客がいくつかあってそれで会社が回っているのです。その方は、やはり目の前にいる一人のお客さんを大事にしています。リピートが多いということになります。それがビジネスをする上で大事なことではないでしょうか。

週1でメルマガを書いています。メルマガではより具体的にクリエイティブな仕事をビジネスにどう活かしていくか?についてご説明しています。こちらもよかったらご覧ください。(毎週金曜の18時に発行しています)

私がメルマガを書き続けているのも、見てくれている人が一人でもいれば続けていくことにしています。人数ではなく濃さだと考えています。

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