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安い高いはその人の価値観による

私の仕事は映像制作なので、目に見える物を売買するというよりも技術やクオリティーなどを買ってもらう仕事になります。

例えば、飲食店ですと料理という目に見えるものに対し、それを頂き対価を支払うというものですが、映像制作は完成品が形として残るまでは海のものとも山のものともいえないもので、そこまでの間は「信用」という中で成り立っているのかと思います。

信用というのも、何か形としてあるわけではないので、ただ信用してもらうしかないので、依頼主は初回のやり取りや仕事が始まるまでの間のやり取りなどトータルして判断していることになるかと思います。

依頼頂いた内容から、こちらから金額を提示し、そこで安いか高いかはその人の価値観によってくるかと思われます。

多くは目に見えない部分の作業や、今まで蓄積した経験などが含まれ、そこから算出し、提示しております。

多くの目に見えない部分の評価は、本当に人それぞれで、その見えない部分に対し、なんでこんなに高いのか、それなりの作業をしているのでそれ相当の対価を支払うのが当たり前と思っているかの違いになるかと思います。

多くのクリエイターの方は、ここの葛藤があるかと思われますが、やはりその部分も含め見ている人からの仕事をできるだけ受けたいというのが本音で、伝わらない人には全く伝わらない部分ではあるので、そこまで理解してもらうのも時間かかるし、効率は決して良くないのです。

ただ、1つ言えるのが、見えない部分への価値観が合わない人やそこを見ていない人は、あなたも同様に他者からも同じように見られているんですよ、と言うことをお伝えしたいと思っています。どの業界の仕事が高く、どの業界の仕事が安いというのはなく、その金額に設定しているのはちゃんとした理由があり、第三者が高いというのは筋違いかなとも思うのです。

#仕事の価値観 #対価について #クリエイターの葛藤 #クリエイター #映像制作 #目に見えないものの価値


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