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【クリエイティブな仕事をビジネスにする方法】仕事を断ることの大切さ

今回は、「仕事を断ることの大切さ」ということについて。

フリーランス4割がトラブル経験 立場の弱さ浮き彫りに、連合調査
という記事を拝見しました。弱い立場だから仕事が断れなく依頼された内容以上のものを無報酬で受けてしまっている傾向があるということなのですが、とても状況も気持ちもわかります。創業当時はそうでした。特にクリエイティブな仕事は見えない部分での作業が多かったり、予定外に作業が増えてしまったりすることがありました。時間換算で見積もりも出しにくいし、1、2ヶ所くらいの修正が大変じゃないと先方が思っていることもあり、急に頼まれたり、納品をすごくタイトにされたりという経験がありました。さらに、やりたくない仕事を受けたりもしていました。仕事がなくなると困ると思ったからです。

ただ、この状態では作業内容に対し報酬があまりにも少なすぎると感じたので、やり方を変えていきました。クリエイティブな仕事というのは、作業量にそんなに大差がない仕事があったとしても報酬が安い方に依頼をするという企業や人は存在します。そういう方は「安い」だけで判断をしているので、他の安いが見つかったらそちらに流れていくということを感じたことがありました。というのも相見積もりを取られていた企業の方が、別の会社の方が金額安かったのでそちらに依頼をすると言われたことがあり、結局選ぶのは安い金額を提示したところになるんだなと感じたからです。そうなると価格競争に自分が入るしかないのですが、それをしてしまうと薄利多売になってしまうので、量をこなすしかないのですが、このやり方ですと疲弊してしまうと感じたので、やり方を変えるしかないと思いました。

そこから、「安い」で判断しない企業や人はどこにいるか?と考えたところ、紹介で依頼をしてくる方は安いで全てを判断していないと感じたのです。誰々の紹介という枠が1つできると、そこからのルートを増やしていくという方法が疲弊しないと感じたので、どうしたら紹介してもらえるか?と考えたところ、まず自分に依頼をしてくる方の仕事をきちんとするということが重要だと考えました。それを繰り返しているうちに紹介で成り立つようになってきた次第です。そうなると「安い」とか「こちらを業者としてしか見ていない」企業や人の仕事は断るようになってきたのです。断ると最初は仕事が減ると思っていたのですが、減るどころか紹介やリピートで依頼が来るようになってからの方が仕事量が圧倒的に増えてきたのです。そうなるとそのような仕事の依頼をして来る方の仕事は断っても支障がないということになってきたのです。

やりたくないことや仕事相手としてふさわしくない方の仕事は断っても仕事は減らないのではないかと考えています。むしろそれをやり続けている限り良い仕事に出会うことは逆に少なくなってしまうのではないでしょうか。

週1でメルマガを書いています。メルマガではより具体的にクリエイティブな仕事をビジネスにどう活かしていくか?についてご説明しています。こちらもよかったらご覧ください。(毎週金曜の18時に発行しています)

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