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【クリエイティブな仕事をビジネスにする方法】センスだけは教えることができない

今回は、「センスだけは教えることができない」ということについて。

人それぞれ好みは違いますし、万人にウケるものは基本的に作ることは不可能ですし、そもそもできないと思っても良いでしょう。万人ウケするものは、正直多くの方が好んでいるものなので、例えば映画ですとシンプルでわかりやすいものはウケたりしますし、ドラマもそうですがイレギュラー的なものは万人ウケしないのが現状です。どちらを選ぶかは自分次第ですが、私は比較的オーソドックスでシンプルなものを作ることが多いので、逆にイレギュラーなものはあまり作ることができません。これは自分が1番よくわかっているので、オーソドックスなものを制作しています。それで依頼をしてくれる方もいらっしゃるので、それで良いかと考えています。

ただ、イレギュラーなものを好む方もいらっしゃいますので、その方はそのような方に依頼をいただけるのが1番良いかと考えています。

特にクリエイティブな仕事というのは、正解はありません。正解は都度変わりますので、その場その場で正解を求めていくことになりますが、この中で感じるのが「センスは人に教えることができない」ということです。センスも正解がないので何が良いかそうでないかは、場面で変わってくるように感じます。私はイレギュラーなものがそんなに作れるわけではないので、センスが必ずしもあるかといえばどうなのかな?と思うことがあります。どの仕事も基本に忠実にやっているだけなのかもしれません。

クリエイティブな仕事というのは、2パターンあると考えています。

1:「商業的クリエイター」依頼があったものを制作する人
2:「創造的クリエイター」自分が作りたいものを作り売る人

この2パターンです。私は明らかに「商業的クリエイター」なので、依頼があったものを制作しています。人口的にはこちらのが多いかもしれません。「創造的クリエイター」の方は、自分の内から湧き出てくるアイデアを形にし、それが欲しいという方に売るという方で、こちらをやっている方はすごいなと思っています。自分にはできないからです。

どちらもセンスが要ることではありますが、1番中途半端なのが

依頼を受けているにもかかわらず、自分の内から湧き出てくるアイデアでやろうとする人

このパターンは気づいていない人が多いですが、案外いらっしゃいます。このパターンは結構トラブルが多く、依頼してきた方が思ったものを作ってもらえないなど不満が出てくることです。ここでクリエイター精神を出してくる方がいらっしゃいますが、出すところではありません。出したいなら自分で制作することです。依頼してくる方の費用でやるものではありません。このような相違が起きたことで、制作が中断したりしてしまうケースもあったりします。これは中途半端なことなので、できるだけ避けることをおすすめします。あくまでも依頼してくる方にヒアリングをきちんとして、何を制作するかをまとめることが大事です。

週1でメルマガを書いています。メルマガではより具体的にクリエイティブな仕事をビジネスにどう活かしていくか?についてご説明しています。こちらもよかったらご覧ください。(毎週金曜の18時に発行しています)




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