新卒の就活時代を振り返る #48
私が就職活動を開始したのは2019年。
コロナが流行る直前の世代で、全面的に対面で行われていました。
実際の就活期間
2019年5月〜7月(留学に行っていたので一般の就活生より出遅れてました)
どんな業界を志望していたか?
ブライダル業界、旅行業界
実際に就職した業界
IT業界
ご覧の通り、全く希望していない業界に就職したんですよね。笑
就活を始めた時は「目の前の人を幸せにしたい」という純粋な思いで、ずっと「ウェディングプランナー」や「ツアーガイド」を目指していました。
でも実際にOB/OG訪問や説明会に行ったら、いわゆるブラック労働は当たり前で、労働対価も見合っていなかった。
この状況を見て、「自分のことが満たせていない状況で、お客さんのことを幸せにできないんじゃないか。ましてやビジネスとなったら、お金が絡んでくることだから純粋な気持ちでお客さんと向き合えないだろう」と思って、それまで受けていた選考を全部辞退しました。
そこから、他の業界や業種を見始めて、一からスタート。
改めて自己分析をし直して、「何をするかではなく誰と働くか」「実力主義で成長できる環境がありそうか」「ワークライフバランスが保てそうか」という3つの軸を定めて、就活を再スタートしました。
長期インターンとかも行ってなかったので、詳しいことはよく分からず、就活エージェントの話や先輩達の話を聞いて、上記の軸を基に絞っていった感じです。
で、幸いなことに、数社から内定をいただけたのですが、どこに行くか決める際に「ここに行きたい!」と思える企業がなかったんですよね。
内定をいただけたこと自体はありがたかったんですが、【ES → 一次面接 → 二次面接→ 内定】みたいな流れで、「お互いにまだ理解できていない状況で、何で内定くれたんだろう?」って思ってしまって。
で、内定を全部辞退して、再々スタートしました。
ただでさえ、他の就活生より出遅れてるのに、今考えると大分思い切った行動をしたなと思います(笑)
そこで、出会ったのが前職の会社でした。
IT業界には全く興味がなかったのですが、上記の3つの軸もクリアしていて、四次面接まであって、人事だけではなく実際に一緒に働くであろう配属先の部署の方や社長ともお話しすることができて、しっかり会社とマッチングできた感覚があり、総合的に納得していました。
と言いつつ、本当に行きたかったのは別の企業(笑)
コンサル会社と最後まで迷っていて、圧倒的にこっちの方が仕事内容に興味がありました。
でも、最終的に決め手となったのは「人」。
コンサル会社も【集団選考 → 面接 → 内定】という流れで、実際にその会社で働くイメージが持てなかったんですよね。面接も休日だったので、オフィスに社員も全然いなくて雰囲気が掴めなくて。
けど、こっちの最終面接は前職から内定をもらった翌々日でした。
だから、前職の人事に正直に迷っている旨と選考を受けたい意志を伝えました。
そしたら「新卒就活は人生で一度きりだから、後悔がないように受けておいで!」と予想外の回答が返ってきて。
今思えば、人事の方も就活生の人生を背負うことができないので、当たり前の返答かもしれませんが、学生だった私はとても感動したのを覚えています(笑)
結果的には、コンサル会社からも内定をいただくことができましたが、前職で出会う方々の人柄と会社の雰囲気に惹かれて、前職を選びました。
数年勤めた後に退職という決断を選び、今は前職から離れてしまいましたが、仕事面でも色々な経験をさせてもらい、人にも恵まれて、ファーストキャリアで前職を選んで良かったと思っています!
明日はその前職を辞めた理由について書きたいと思います。
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