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なぜパチンコをやってしまうのか

この話は、パチンコにどハマりして多くの時間とお金を無くしたのにも関わらず、辞めることができなかった切ない男の物語である。

ノンフィクションです。

「パチンコいかね?(ニチャァ)」
4年前 専門学生一年生のとき友達にこう誘われた。
それまでギャンブルという世界に何も興味がなかったが、知らない世界を知りたいという好奇心旺盛な性格故、悪魔の誘いにのってしまった。

あの時、断っていたらどんな人生になっていただろう。そう考える時もあるが正直なんやかんやでパチンコをやっていたと思う。ギャンブルの世界に誘った友達を恨む気持ちは全くない。

さて、パチンコを始めてから約4年。一体いくらのお金を吸い取られたのかな、考えたくもない
多分50万以上は負けていると思う。
パチンコをやったことがある人は、たったの50万か、やったことがない人は50万⁈と感じるだろう。

この金銭感覚はギャンブルをやった人にしかわからない異常な状態だと思う。

パチンコ店に入った瞬間、スーパーで値引きされた弁当を見つけてラッキーと感じていた可愛い自分は一瞬にして消える。

綺麗に整列したピカピカと光るパチンコ台、じゃらじゃら玉の流れる音、様々な演出音が交差して鳴り響く店内。この非日常感がクセになる。

分かりやすく言うと、ディズニーランドに入園する瞬間のワクワク感と似ている。

ピカピカ光るパレード、がらがら動くジェットコースターの音、パーク内に流れる音楽。

ディズニーランドは、パチンコ店を参考にして作ったんじゃないか?このノートを書きながらそんなしょうもないことを考える日曜日。(今日もパチンコで負けた)

収支をしっかりつけてお金の管理をするパチンカスもいれば、
今日は勝てたぁ!今日は負けたぁ、と一喜一憂する日々を送るパチンカスもいる。

僕はどちらかと言うと、後者の一喜一憂タイプのことが多かった気がする。

結局何が言いたいかわからなくなってしまったが、とにかく僕はパチンコを辞めたい。
そう言いながら今日も行ってしまう。

パチンコに代わる没頭できる趣味があれば、多分辞めれるだろう。

昔に比べてパチンコ欲は落ち着いたので、無理のない程度に色々なことを体験してあわよくば人生の楽しみの一つとして寄り添ってくれるような趣味がみつかったらいいなぁ。

最近、趣味を探すのが趣味になっている気がする…

「次回予告」
趣味を見つけようと奮闘する自分

※次回予告は、パチンコの演出で実際にあるもので、基本的にとても信頼度(当たる期待度)が高いものです。いわゆる“激アツ“ということ

以上




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