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マネージャーの紙飛行機 - 絶望からの励まし

私はオーナーに日本の歴史を指導する機会がありましたが、仕事は忙しくて大変でした。一度だけオーナーと1時間話すことができて嬉しかったです。ある時、アフリカ系の上司から、顧客への謝罪文を書くように命令されましたが、英語が苦手で感情をうまく伝えることができませんでした。締め切りまで3日しかなく、結局手紙を書くことができず、最後の日にマネージャーに私の絶望と努力が込められた紙が紙飛行機にされ、舞い上がってしまいました。その夜私はもうダメだなと失意のどん底にいました。国を離れて1年と少し何とかかんとかここまでやってきたのに、私は手紙一枚書けない無能なヤツだったのです。その日の夜は寝れなくてサウスストリートの海岸沿いを当てもなく彷徨っていました。

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