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飲みやすくて香ばしい、蒸炒紅桔梗の根茶【サンゲ銘茶/韓国】

こんにちは、自分茶研究家のトミヨです。
ただただ自分に合うお茶を日々探しています。

今回はこの前の記事で書いたサンゲ銘茶の王の一杯シリーズを少しずつ紹介していきます。

シリーズの中には6つの種類のお茶があるのですが、その中の
「蒸炒紅桔梗の根茶」です。

変な名前ですが韓国語を直訳してますのでこんな感じになりました(笑)


サンゲ銘茶「王の一杯」シリーズの一つ

たぶんですが、贈り物用として作られたこの「王の一杯」シリーズ。
王というのは朝鮮王朝のことかな…と思われるのですが、
小箱の外装は完全に昔の本。
素敵です♡

ちなみに大箱も素敵でそれは下記記事に写真があります♪

「王の一杯」というテーマですから
韓国で昔から使われてきた茶材を使ったお茶ということかなと思います。

なのでルイボスとか西洋の茶材は使われてないですね。
日本でも同じ茶材を用いてブレンドしようと思えばできそうな気もします。

クセがなく香ばしくて飲みやすい桔梗の根茶

私自身は実は桔梗の根茶が苦手です…

韓国に住んでいた時に「桔梗の根=トラジ/도라지」というのは
一般的な家庭の食卓に並ぶ食材の一つで、
トラジのナムルは個人的には好きなのですが、
どうもお茶にすると苦手です…(笑)

茶材の成分が濃く抽出されるからでしょうか。
茶材独特の風味があるものはお茶にすると飲めないパターンがよくあります。

ですので、このお茶も
「飲めるかな?大丈夫かな??」
と不安ながらに飲んでみましたが、美味しかったです♪

トラジ独特のクセがなくて香ばしいお茶でした。

お茶の内容は?

箱の裏面を見てみると、トラジ(桔梗の根)だけのお茶ですね。

トラジ(桔梗の根)茶と言っても、
他の茶材がたくさん、なんてことも多々あるのですが、
名前通りのお茶でした。

そうなるとますます、桔梗の根のクセを感じやすいのですが、
そのクセをうまく和らげてくれる技術が素晴らしいなと思います。

紅桔梗の根って??

茶材は茶色

「紅桔梗の根って何?」
と疑問に思う方もいらっしゃると思います。

「ただの桔梗の根との違いって?」
と誰しも感じるでしょう。

私もちょっと前なら同じように考えていたと思いますが、
韓方茶を勉強しながら「紅」とつくものもあって、
そういったものは大抵、熟成させていたりするので
今回のもそんな感じかなと予想はつきました。

韓方茶を習っていてそういったことが予想できるようになった自分にも驚きです(笑)

効果の違いに期待して高温処理、熟成しているというよりは
味や風味が良くするためにこういった加工をしているんだと思います。
茶材の加工法ひとつとっても味が違ってくるのが面白いですね!

あっ、ちなみにこちらのサイトでは日本から取り寄せも可能なようですよ♪気になる方はぜひ☆

★サンゲ銘茶の公式サイト(韓国語)⤵


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