日本政策金融公庫のコロナ融資｜審査状況を解説します！
日本政策金融公庫のコロナ融資（正式名称：新型コロナウイルス感染症特別貸付ご利用ガイド）に申し込みが殺到していますが、まだ審査〜融資に時間が掛かっているとのこと。
ここでは、2020年7月末の時点でどのような審査が行われているのか、詳しく解説したいと思います。
コロナ融資の審査基準
今回の新型コロナウイルス感染症特別貸付ですが、融資の限度額は8,000万円（別枠）まで、利率は基準利率が適用されますが、4,000万円を限度として融資後3年目までは基準利率-0.9％(注)、4年目以降は基準利率が適用されます。
返済期間は、設備資金 20年以内（うち据置期間5年以内）で、運転資金の場合は15年以内（うち据置期間5年以内）に設定します。
コロナ融資の審査期間
申し込みから、審査までの期間は「1カ月程度」です（2020年7月末時点）。また、審査実施後融資（振込）実施までの期間は約1週間〜10日程掛かります。
融資をお急ぎの方は、時間に余裕を持って申し込んでください。
実際に融資される金額
新型コロナウイルス感染症特別貸付で、実際に融資される金額ですが、全員に満額融資される訳ではありません。
個人事業主の方であれば【月々必要な仕入れ・家賃などの総額 × 12カ月】が目安になるでしょう。
例えば、月々の仕入れや家賃の総額が100万円の方であれば、1,000万円〜1,200万円を目安に申し込むと、可決される確率は高いです。
ただし、すでに他の金融機関での借入（事業融資など）があると、上の金額から減額される確率が高くなります。
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