コロナ禍の今!会計事務所がM&Aに取り組む3つの重要性

こんにちは。船井総合研究所 金融M&A支援部の柴崎です。

いつもありがとうございます。

本日は「コロナ禍の今!会計事務所がM&Aに取り組む3つの重要性」と題しまして、会計事務所の皆様に情報提供させていただきたく思います。

私達は日頃から、会計事務所の顧問先様のM&Aのサポートをさせていただいております。
そんな中、特に今、会計事務所がM&Aに取り組む3つの重要性を感じております。

まず1つめの重要性とは「変化の重要性」です。
具体的には、今まででも多くの変化を会計事務所は乗り越えてきたと思います。
最近では、クラウドへのシフトを大きく加速したのは、大きな災害の時でした。
特に、東日本大震災前までは、情報を事務所の外に管理するのは危険だ、という意識から、むしろ事務所のサーバーに置いておいて災害が起きた時の方が危険だ、というように、大きくクラウド化へシフトしていったと思います。
まさに、それと同じくらい変化しなくてはいけない大きな時期が今来ていると思います。
今まで、「事業承継の話は顧問先へは話し辛い」「M&Aの話をするきっかけがない」というお声を私も沢山聞いてきました。
しかし、今こそその意識、その対応を変えるときでしょう!
それくらい、大きな変化を迫られる時期に来ていると思います。

続いて2つ目は「顧問先を守る重要性」が増している、ということです。
既に、会計事務所の皆様におかれましては、顧問先様に関する、緊急融資の対応や、助成金申請等の対応をされていることと存じます。
しかし、残念ながらこのタイミングで会社を廃業する、という選択肢をとった企業様も実際には多くお聞きしております。
大変残念なことです。
一つの会社が廃業するということは、そのお客様が困るだけでなく、周辺関係企業の皆様、地元地域のビジネス、そして、一番は従業員本人だけでなく、その家族の皆様にも影響することです。
したがって、こうした大きな時代の波が来てからではなく、こうした事態に備えて普段から「顧問先を守る」意識で事業承継、事業継続のサポートをしていくことが重要だと改めて実感しています。

そして、最後に3つ目は「会計事務所のビジネスモデルが大きく変わる」ということです
これまでも「過去会計から未来会計へ」といったことが叫ばれてきましたが、まだまだ完全に変化しきれていないと実感している方が多くいらっしゃるのが実情ではないでしょうか?
しかし、このコロナ禍において、ここでビジネスモデルを大きく変わる、顧問先企業への財務サポート、提案業務をメインに行っていくビジネスモデルに変わっていっている、ということをこの数か月で感じています。
そして、今まだ変われていない事務所は今こそが変われるチャンスだと思っております。

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