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東野登山隊

2020/08/09
明日は山の日と言うことで…山関連の話題。

Amazonプライム・ビデオでpeak hunt 東野登山隊と言う番組を目にする。自分は少しだけ登山に興味がある、基本無趣味なおじさんであり、体力的に無理無く、程良い達成感、充実感が得られる登山体験がしたいなぁと考えている。五十歳になっても富士山登頂の経験が無いが、人生一度はトライしてみたいと薄ぼんやり思うことがある。富士山に一度も登らないことで馬鹿呼ばわりされるのもねぇって。

そこまで本気で山登りしたいと言う人種では無いので、お笑い芸人で、私と年齢的にあまり変わらないだろう東野登山隊に興味を持った。

番組を視聴し始めると、東野の登山をする動機やスタンスが見事に自分自身と一致する。肩の力が抜けている登山隊メンバーのウィットに富んだ軽いお喋りに、自分もメンバーに加わっているかのような感覚で1話を見終える。こりゃ面白そうだと続けて2話目を再生しようとするが再生出来ない。ん?何だよ1話だけか〜い!

こんな中途半端に見せてくるとはなんと罪作りなこと。そう言えばちょっと前に、YouTubeでやたらと天津木村の山登り動画がお勧めに並んでいたことを思い出し、YouTubeで東野登山隊を検索した。

そうそう、このスタンス。行けるところまではバスにケーブルカーを使って、最後の美味しいところだけ登山気分が味わえればいいんだよ。あくまでも私の考え方は東野に一致。ところがコンテンツ主である天津は、もう少し真面目?でハードな登山をやりたいようである。下山してからの焼肉屋で不満をぶちまける後輩天津に、せっせと焼肉を焼いてあげる東野。この関係性でなされる会話が楽しい。やっぱり芸人さんて話術半端無いなぁとか、高所でのここ一番でポーズを取って写真撮影出来る度胸とか凄いねとか、とても楽しくコンテンツを楽しむ事が出来た。正直に言えば、この番組視聴前は決して好きな芸人さんでは無かったが、テレビの作ったキャラでは無いと思われる登山隊東野幸治に魅了された。

そんな登山隊の会話中に、MERUと言う登山映画の話があったので、Amazonプライム・ビデオではこのMERUを視聴した。

美しく迫力満点の映像に、怖くて目が離せなくなる。まぁ正直言ってこの映画に出て来る登山家は狂ってる。雪崩に巻き込まれて、頭蓋骨が見えるような瀕死状態になったり、友人パートナーを雪崩で亡くしたりしているにも関わらず登山が辞められない。勿論映画になっているくらいなので最後は登頂に成功するのだが、最後までハラハラさせられる。この映画を見終えたときにはお腹いっぱいになってしまい、私の登山熱は落ち着いた。めでたし、めでたし?

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