見出し画像

ぶかぶかのハンチング帽

卒業旅行21
いよいよ卒業旅行も最終日を迎えます。ルーブル美術館を観光し、後はショッピングを楽しんだみたいですね。

=====
3/17(水)
ついに卒業旅行も実質今日一日の観光を残すのみとなった。朝起きると8時を過ぎていた。普段ならもう少し早く目が覚めるのに。やっぱり疲れもたまっているのだろう。今日はルーブル一本で、後はショッピングと決めていた。いつに無く二人の動きもトロイので、シビレを切らして一人先にユースを出た。

ルーブルの入口は噂のピラミッドだ。多少興奮しながら降りて行き、作品を見ることにした。最初エジプト系の美術品から見て回ったが、どうにも疲れてしまった。
ようやく絵画ゾーンに入って目が冴えてきた。でもギャラリーの多さ、作品の多さ、美術館の広さに俺は半分切れてしまった。結局見たい作品は、ダヴィンチ、ラファエロ、ファンアイク、ボッティチェリ、ドラクロワとそんなもんである。何か知らんが疲れた。サモトラケのニケやミロのヴィーナスも見た。でも疲れた。結局本を買い後で楽しむことにして、3階のフランス絵画は見るのをやめにした。

休憩をとるのに、またチュイルリー公園に寄った。やっぱり良い。そろそろ昼飯をと思って大きな通りに出ると人が並んでいる。セルフサービスのレストランを発見。周りの人達に釣られてサラダからプリンまで食ってしまった。メチャうまかった。フランスは自由行動なので思い切りよいメシが食える。

さていよいよお土産探しだ。ある程度何を買うかは決めてある。グルグルお店を回って色々探した。

>ネクタイ
店員さんが親切で英語が使え、かつ日本語もちびっと出来た。感じのよい店だった。

>コースター
ゴッホバージョンがあったので迷わず飛び込んだ。ここも英語が通じ、優しくしてくれたので何かワクワクして来た。

ちょっと間を置くためブルボン宮へ行った。ナポレオン博物館らしき所を見た。フランスの歴代王位知らなきゃ話にならんと思った。

一気に買い物を済ませる。帽子を買った店のおばちゃんは英語も出来て、親切で、本当に良かった。サイズが違ったら取替えてあげると言われたが、親父はパリにいない。更に俺も明日の午後にはいない。うーむ悲しいような。

とっとと今日は観光を終わりにしたのでユースホステルに早く着いた。ユースホステルの周りの地元の人が行くような店を見て回った。地元活気があり、なかなか楽しかった。
みんな帰ってきたら、また自慢大会になるのだろうか?俺は荷造りして、シャワー浴びて、とっとと寝よう。

ルーブル 20
昼 70.5
コースター 25
ネクタイ 350
サイフ 245
帽子 245
葉巻 35.5×2
本 30
石鹸 5.5
タバコ 13
果物 11

=====

もうルーブル美術館は疲れきっていて、感動薄めかな?笑。超有名作品を見逃さないように必死になっていて、あまり作品を楽しむ感じじゃ無かったのが残念。友達は何日かに別けてチャレンジしたようです。本当に残念ですがパリで絵画鑑賞するなら、オルセーとかの方が好みと印象付いてしまいました。

フランス語がとにかく分からず、英語を使ってくれるお店はありがたかった。さすがに今は無くなってしまいましたが、この時購入したネクタイやコースターは、帰国後使っていたので、良く覚えてます。親父のお土産として買ったハンチング帽、カッコいいけど被り慣れてないのでサイズ選定が悪く、使ってもらえなかったのも覚えてます。このメモを読み返すと、やはりお店の人もサイズを心配してくれていた様子。めちゃくちゃ大きいサイズ過ぎたんですね。笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?